このレビューはネタバレを含みます
1932年のホラー映画「ミイラ再生」をトム・クルーズ主演でリブートした、ユニバーサル・ダーク・ユニバース第一弾。
監督は「トランスフォーマー」の脚本などを務めたアレックス・カーツマン。
退屈はせず比較的物語・世界観への没入度は高かったが、悪役の王女の強さが中途半端で迫力もこじんまりとしたものだった。
人間と対等に肉弾戦もするし、人間に捕らえられるしで然程脅威とも思えないレベル。
モンスターを捕獲して研究するプロディジウムなる組織と、その主となるジキル&ハイド博士が今後のダーク・ユニバース作品にも絡んでいきそれぞれを繋ぐ役目となるそうで、そういう意味では彼の役柄の方が印象が強く残る描き方がされていたのは成功していると思う部分だった。