森川葵が最近気になってて、
森川葵目当てで観たんですが、
この作品に関しては、本当に森川葵だけで、
最初から最後まで終わっちゃったという感じでした。
前半は、ファッションモデルから女優になった彼女の、
可愛らしさの最高到達点が映ってんじゃないかと思える位、
本当にビックリするくらい美しさが際立っていて、
男性目線で見ると、可愛すぎてメロメロに溶かされそうな気分にさせられました。
そんな彼女が実は性格が悪くて、
美貌を武器に男を誘惑しながらも、
毒づいたりする一面をチラッと見せる演技なんかは、
ちょっと笑ってしまう位上手かったです。
対して、物語の後半に入り、
主人公が人間味を取り返して行く様を描いて行く過程では、
もうすっかりと女優の顔になってて、
最後には彼女の自然な魅力がくっきりと映るという。
そんな変遷が一本の作品に収められていて、とても見応えがありましたね。
作品は面白かったと思います。
でも、それ以上に森川葵の演技が前半と後半で両極端に触れすぎていて、
彼女がカメレオン女優と形容される、
そのカメレオンぶりが見れたトコに1番の価値があったなぁと。
そして、彼女の女優としての凄さの片鱗が垣間見えた作品でした。
なのでまた、他の出演作も見てみたいですね。
