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ジェイン・オースティン 秘められた恋のKのレビュー・感想・評価

2.5
恋愛が自由にできなかった時代の作家たちの恋愛小説がなぜ今でも多くの人の心に響くのかというと、本物の愛を見つけても、相手を想うからこそ諦めなければいけなかったりと、現代よりも障害がとても大きくて、結婚は切実な問題だったから。

ジェーンが残した名作中の名作『プライドと偏見』は、彼女の叶わなかった恋を、彼女がフィクションの世界でハッピーエンドに描いた物語、彼女が生涯独身を貫いだという事実もまた切ない。
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