舞宵

カルメンの舞宵のレビュー・感想・評価

カルメン(1915年製作の映画)
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多分レンタル

学術的な価値はある、のだろう。多分。

しかし、すいません、完全なジェネレーションギャップで…
カルメンが太ったオバサンに見えてしまってショックだった…(すみません)
いやでも、モーパッサンに【脂肪の塊】があるぐらいだし、フランスではそのぐらいの体型がモテてたんだろうか。そういえばルノワールも…。原作にも“カルメン太ってた”系の描写あったっけ、なかったっけ、覚えてないw

たしかこの女優さん、本業はオペラ歌手だったと記憶してる。
歌声はもちろん素晴らしかった。でもオペラのよさがわからないお歳頃だったの残念。
音楽の方が先行しててなんかもう、ほぼPVみたいな感じで観てた←

舞台が当たり前だった時代の映画あるあるで、俳優達の身のこなしや構図の作り方などは美しさがあった。魅せ方がわかってるというか。

何気にデミル監督だったことを今知った。

大量生産された中で今まで残り続けてるということは、やはりこれが一番完成度高いというか、現代より原作の時代に近いこともあって、空気感などを一番正しく伝えてくれてる作品なのかもしれない、と思う。他のカルメン一切観てないからわからないけど←
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