ゆかち

ディーン、君がいた瞬間のゆかちのレビュー・感想・評価

ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)
4.0
時の人、ジェームズ・ディーン。

まさにこれから。そんなさなかに事故死したジェームズ・ディーン。生きていたら、もっとたくさんの名作を残していただろうな。

まだ無名だった彼に着目した写真家のデニス・ストック。絶対に彼は大物になる。嫌がる彼を説得し、密着しながら写真を撮っていく。
最後に本物の写真が何枚もうつるんだけど、劇中に撮る光景が流れてたから答え合わせのような写真の数々に胸が締め付けられた。彼が亡くなっているから、きっと強くそう思うんだと思います。

一瞬を切り取る写真って大事だと感じさせられた。もちろん記憶に残す思い出は1番大事。でも記録として残す思い出も、そのときにしかない瞬間を形にして取っておくこと、凄く意味がある気がしました。


「エデンの東」NYプレミアの最中、これから「理由なき反抗」クランクイン。
わずか7ヶ月後の事故死。24歳。言葉がありません…
ゆかち

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