カフェのBGMみたいな作品だなぁ。アメリカとフランスの合作映画で、39年連れ添った絵描きのベンと教会で音楽を教えてるジョージの2人のゲイカップルの結婚式から物語は始まる。
祝福されていたはずなのに、結婚をきっかけにジョージは教会での仕事をなくしてしまう。そこから2人の愛おしい生活は少しずつバランスを崩して行き、その周囲との違和感や窮屈さの中で、ありのままの自分を受け入れてくれる居場所の尊さと愛を描いています。
舞台はアメリカなんだけど、少しフランス的な間の文化が融合されて、とても詩的な作品でした。
ベンがお世話になった甥の息子が、気になってるあの子と光の中でスケボーをエンディングはきれい。
少し晴れた日の朝に、ゆっくり朝ごはんでも食べながらぼーっと流す映画に良いのでは。原題は、Love is Strangeだそう。