人生は小説よりも奇なりの作品情報・感想・評価

人生は小説よりも奇なり2014年製作の映画)

Love Is Strange

上映日:2016年03月12日

製作国:

上映時間:94分

3.5

あらすじ

ぼくらは結婚して、家もお金も仕事も失った。それでもまるごと愛おしい、我らが人生! ニューヨーク、マンハッタン。39年来連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願かなって結婚した。周囲の祝 福を受けて、二人の新たな生活は順調に始まるはずだったが――。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビにな り、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単…

ぼくらは結婚して、家もお金も仕事も失った。それでもまるごと愛おしい、我らが人生! ニューヨーク、マンハッタン。39年来連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願かなって結婚した。周囲の祝 福を受けて、二人の新たな生活は順調に始まるはずだったが――。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビにな り、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単に崩れてしまう。保険、年金、不動産......現実問題が次々と 押し寄せ、二人は長年暮らしたアパートメントを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされる。社会からの根強い差別と肩身の 狭い居候生活に心が押しつぶされそうになりながら、ベンとジョージはありのままの自分を理解してくれる人がいることの幸 福に改めて気づく。そんな矢先、予期せぬ出来事が訪れる・・・

「人生は小説よりも奇なり」に投稿された感想・評価

ユタ

ユタの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

おじさんゲイカップルが結婚したことで職を失い、住む場所を失い離ればなれになってしまうが…という話。

面白かった。丁寧な演出しますね、この監督。初めてアイラサックス監督の作品を見たのですが、冒頭数分で「あ、これは好きな映画だ!」と小さく心の中でガッツポーズしました。

ポリコレなんてクソ喰らえ、みたいな時代の流れを感じるニュースをよく目にするこの頃、マイノリティの問題を考える時、
ただ単純に「正しさ」を主張することで差別や偏見がなくなって行くのかな?どういうスタンスで向き合って行くべきなんだろう?と最近考えていました。

この映画も一応マイノリティの恋愛を描いているのだけど、アプローチは自然体そのもの。

声高にマイノリティの権利を主張したりしないし、彼らを追い詰める側の人間を過剰に悪者に仕立てたりもしない。
ただただ「そばにいたいと思う人のそばにいること」について、「人生の美しさ」について語りかけてくるような作品。


愛というわけのわからない、不思議な、だけどやたら優しい光が照らしてくれているお陰で私たちはどうにか生きていける。

そんなことを感じさせてくれるラストシーンに、見とれてしまった。
yakke

yakkeの感想・評価

4.0
日常生活の余白を切り取り、登場人物の感情を鑑賞者の想像に委ねる素敵な作品でした。

全体的に省略の技が冴え渡り、特に終盤の展開には胸が熱くなりました。
それ故の、終盤のある登場人物の感情が吐露する階段での長回しのシーン。キャストの名演に加え編集の心地よさが重なり、とても鮮烈なシーンとなっています。ここだけでも見る価値はあり。

見て元気にはなれないかもしれませんが、「いつまでもこの人達の人生を追いたい」と思わせる、とても愛くるしい作品です。

それにしても、マリサ・トメイの「疲れた中年女性」感の上手さはいったい。。
運動の末、トップダウン(語弊を恐れずにいえば)の変革を掴んだと言えど、現場(一番下の、ボトムの、って感じ)レベルではやっぱり何も変わってないよって話。これからだねというか。
映像のゆったりさからは、彼らに流れる時間を感じるとともに、問題に対してあまりにもゆっくり(後手後手)な世間の空気を表しているのかもと思わされた。(こじつけ感はある)
差別ということをねちねちと描かない。
さらっと亡くなるのも、人生はあまりにも人生で当たり前だからなのかもしれない。タイトルは逆説的な意味なのかな。
長年連れ添った熟年ゲイのカップルが結婚式をあげるところからあれよあれよと転落し新婚さんなのに別々に居候しないといけなくなる話。
同性婚が認められてはいても世間のゲイに対する風当たりはきついのです。
展開が静かなのでちょっと眠気に誘われるかも…
masumin

masuminの感想・評価

3.8
もう、ゲイの話はいーょ!って思いながら、見たけど…凄く奥が深くて、ラスト涙が止まらなかった(´;ω;`)
Shocrusi

Shocrusiの感想・評価

3.3
ただ日常が綴られる
退屈といってもいいくらい
主人公が歳とったゲイカップルなだけ
起きる大小の問題も性的少数者であることとか、個人の気質であるとかにしっかり起因してるし、みやすい

何度も出てくるキッスがいい。
男同士のキッスはほんといい。
あれがほっこりなんじゃないのか?
ピロ子

ピロ子の感想・評価

3.9
予告を観ていた時期に観たいと思っていた作品。
ドタバタ感動ヒューマンドラマかと予告で思っていた。外野がうるさいものの静かにストーリーは進み、あっという間に終わってしまった。舞台を観ているような感覚。
静かに楽しくお互いのリズムで生活しバランスが保たれていたのに、バタバタと外野の騒音に巻き込まれてしまった熟年のカップルのそれぞれの生活。親戚、子供、警官のカップル。ラスト良かった。
ru

ruの感想・評価

3.0
切なすぎる。ピアノの音が綺麗ではあったけれど、より一層切なさを高めていた。
幸せになるための制度であったはずなのに、世間の目が二人を引き離していく。その混乱の中でも純度の高い崇高な愛の形を示してくれた映画になった。
お手伝いのユージェニアかわいい。
ぷー

ぷーの感想・評価

3.1
実は深い映画なのにさっぱりとストーリーが進んでいく。スケボー高校生の心情の変化が印象的。
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