あきしげ

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのあきしげのレビュー・感想・評価

3.5
『ミッション:インポッシブル』の5作目。
スパイアクション映画の最高峰だと言える。

超大作という言葉が相応しい。
金を正しくかける見本の映画。
使うべきところに使っている。

ムリはしているが、
ムダは許されない。
ムラも許されない。

それがシリーズの信条である。
面白さの根源は主人公である。
イーサン・ハントという男だ。
彼の活躍なくして本作はない。

序盤ではオーストリア・ウィーンのオペラ座。
繰り広げる静かなるアクションは見物だろう。
特に管楽器、パイプ、警棒が狙撃銃に変形し、
その場面に出くわすイーサンの行動が面白い。

シリーズでイーサンに次いで登場、
ルーサー・スティッケルを演じる、
ヴィング・レイムスの本格復帰が、
また観られるのは嬉しいところだ。

前作から加わったブラント、
演じるジェレミー・レナー、
重要な役目を持つベンジー、
演じているサイモン・ペグ、
二人の再演も注目するべき。

新しく登場するヒロイン、
謎の美女イルサを演じる、
レベッカ・ファーガソン。
アクションを軽々こなし、
美しい容姿は魅力的です。

本作の悪役ソロモン・レーン、
演じるのはショーン・ハリス。
不気味さを漂わせる雰囲気と、
余裕を持つ姿は印象的である。

CIA長官のハンリーには、
アレック・ボールドウィン。
なんだかんだ頼もしい存在。

シリーズのパターンを繰り返している。
でも、それはマンネリを感じさせない。
惜しみなく金を使っている演出が良い。

緊張感を与える制限時間のある密室。
接近戦による連続アクションシーン。
行き当たりばったりじゃなくて計画。
敵にハメられたら鮮やかにハメ返す。

とにかく、本作の演出は飽きさせない。
テーマ曲に乗せたワクワク感は健在だ。
イーサン・ハントがいれば問題はない。

ハンリー長官の言葉を借りると、
「非常事態には非常手段」
それがIMFというチームです。

RE-129