「”歩”が”と金”に変わる時」
ジャケ絵にもありますが、予告編やTVCMで流れていた、飛行機にしがみつく御年53歳の、生身によるアクションなどはスゴイ!の一言と共に、エンタメ精神は頭が下がる作品でした。
シリーズ通しての三つ巴からなるストーリーなのですが、本作でのクリストファー・マッカリー監督によるミステリー感は、脚本も含めとても良かったと思いました♪。
「スパイ=嘘」を図式とした、スパイ物として原点回帰
を感じさせる内容とアクションのバランス、そしてサイモン・ペッグさんによる緊張と緩和でのバランスもですが、ショーン・ハリス演じる悪役の描き方は、フィリップ・シーモア・ホフマンさん以来に素晴らしく思いました。
5作目ながらも色褪せない面白さには驚愕した本作です♪。
ヒッチ・コックさんへのオマージュもある作品ですが、本作の見所の一つでもあるバイクシーンでは『処刑ライダー』を彷彿しましたが、元の元があるのでしょうか?(笑)。