この映画とワイルドスピードは続編が出るにつれ、どんどん面白くなっている。すごい。
一時期3あたりで停滞してきたが、また上昇してきている。5の面白いとこである、スパイ道具かっこよさ、2のバイクチェイスの危ないアクション、そして1の侵入するハラハラが加わって完璧に近くなっている。4からのメンバーが引き継いでいてチーム感も増してすごい安定の面白さ。サイモンペッグはアクションコメディやらしたら凄いと思う。
ジェレミーレナーが中間管理職みたいになっていて、少し活躍シーンが減ったかな。水中シーン、バイクチェイス、爆弾交渉など、息を飲んで瞬きできないシーンの連発でなんで映画館で観なかったったんだろうと後悔。今回の監督はユージュアルサスペクツの監督だから脚本も巧みでちょい長めの時間だったが、あっという間だった。ただ、悪役の人がすべてシナリオ通りで進んでいると言ったけど、ちょっとムリあるんじゃないと感じた。
だって、うまくトムクルーズ操って水中シーンからの大事なメモリを取りに行かせたり、英国首相を監禁したりとなんでもありだったのに、最後はゴキブリホイホイみたいな捕まり方してアホさ全開だった。あれは読めなかったのか（笑）でも全部遂行しちゃうトムクルーズもトムクルーズだけどね（笑）
トムクルーズは50を超えてなんつーかイケメン俳優というより、体を張りまくる人になった（笑）この映画も最初のスパイ映画よりかジャッキーチェン映画に近くなった気がする。あの冒頭の飛行機しがみつきシーンは物語にあんま関係ないけどスタントなしでやってると知ってあきらかにやり過ぎだと思った。
水中のデータを交換するシーンも見てるこっちが息苦しくなった。心臓音楽だけの効果音もよかった。そのあとすぐに車で階段下りるとかやりすぎだろ（笑）ジョンウーもびっくりしてると思う。
このシリーズの中では珍しく（笑）女の人が上手で綺麗だった。無駄にラブシーンがなく最後は淡白だったのでそれもよかった。
ジャッキーチェン➕特攻野郎Aチームかな（笑）
次作も楽しみ。
満点じゃないのは2015年はスパイアクションの当たり年でスペクター、ミッションインポッシブル、キングスマンと最高傑作がたくさん出たが、その中では個人的にキングスマンがダントツなので、あえて4.5点にした。でもまぁー満点かな。
