邦題に惹かれて鑑賞。
幸せに暮らしているアルメニア人の主人公が急遽、家族から引き離されて理由もわからず強制労働させられ、集団虐殺されそうになった所を命拾いして、生き別れになった家族を探しあちこちまわ…
このレビューはネタバレを含みます
「母を訪ねて3千里」ならぬ「娘を訪ねて3千里」
前半のジェノサイド場面からだんだん明るくなってきて希望が見えてくる
故郷から遠く離れた地では同郷の人の優しさが身に染みてありがたい
ずーっと日本にいる…
1915年実際に起きた、オスマントルコ帝国によるアルメニア人虐殺事件により、家族と生き別れになったアルメニア人ナザレット。強制労働に搾取されて声を失いながらも運良く動乱を生き延びたナザレットは双子の…
>>続きを読む『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞、『そして、私たちは愛に帰る』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞しているドイツの若き名匠ファティ・アキンが、100年前のオスマン帝国で100万人のアルメニア人が犠…
>>続きを読む「神を真実てほしい」
僕は本作のファティ・アキン監督作品の『女は二度決断する』で凄い衝撃を受けたので本作も鑑賞しました。
本作は日本人にはあまり知られていないアルメニア人虐殺で生き別れた娘に再び会…
タハール・ラヒムという俳優の凄さを、また見せつけられた映画でした。
今回は、ほとんどセリフなしで、身振り手振りと表情で勝負でしたが、その全てが抜群によかったです。
また、この俳優さん、平均的なフ…
アルメニア人の虐殺よりも、主人公のロードムービーに重点が置かれているので然程重たくはないかな。テンポがいいので面白く観られてしまうんだけれど、面白くていいのか?って思いが。こういう映画だったら多少視…
>>続きを読む【会いたくて 会いたくて 地球半周】
1915@オスマン帝国,マルディン〜
原題『THE CUT』
知ってるつもりでまだまだ知識不足と感じるアルメニア人を対象にしたジェノサイド。
死体から腸を取り…
© Gordon Mühle/ bombero international