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さよなら、人類のayumiiiのネタバレレビュー・内容・結末

さよなら、人類(2014年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

いくらなんでもシュールすぎる…。

だんだんとほのぼのを感じ取れるようになったのに、最後の"人類"の章が思いのほかショッキングで動揺。
人間であることに関する三部作というところに読み解くヒントがあるのかな。

耳が遠いおじいちゃんに何度も「おやすみ」と言ってあげるのも、他人に平然と残酷な仕打ちができるのも同じ人間ということなのか。それとも人間と人間じゃなくなったものの対比なのか。

世界のあちこちに災厄は確実にある。遠いとこじゃなくすぐ隣にあるかもしれない。見えない現実に目を向けているヨナタンだけが病んでいく。
妙に入り込める部分があって、ブラックだなあなんて笑えなかったよ。

「今日は心穏やかだ。優しくなれるぞ」がいい台詞だということはわかった。スウェーデンの鳩は日本の鳩とおんなじように鳴くこともわかった。
それ以外はわからなかった。2回目は見ない。
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