社会派ドラマ。働くようになったらこんな葛藤や自己欺瞞を抱えながら生きていかなければいけないこともあるのだろうかと暗澹たる気持ちになった。ここまで露骨ではないにせよ。
リーマンショックが起こったのは2008年なのでサブプライムローン問題というのを見聞きしたのは10歳くらいの頃か。10年越しにようやくその内容を知った。うまい話には裏があるし、目先の幸せにばかり飛びついてもいけない。分かっていてローンを組ませる方も組ませる方だが、借りる方も身の丈を知った方が良いというのは外野だから言えることなのだろうか。社会主義がシステムとして達成される日が来るとは思えないが、資本主義にもやっぱり限界、限界というかひずみはあるし無くならないと思う。lunkhead の歌詞で「みんなきっと少しだけ人より幸せになりたいだけ」とあるが本当にその通りだと思う。自分の幸せと他人の幸せはなるべく目に見える形では天秤にかけずに生きていきたいものですね。
