ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

Hungry Hearts

上映日:2016年10月15日

製作国:
  • イタリア
  • / 上映時間:109分
    監督
    サヴェリオ・コスタンツォ
    脚本
    サヴェリオ・コスタンツォ
    キャスト
    アダム・ドライバー
    アルバ・ロルヴァケル
    ロバータ・マクスウェル
    デヴィッド・アーロン・ベイカー
    ヴィクトリア・カルタヘナ
    ジンジャー・カーンズ
    あらすじ
    ニューヨークで運命的に出会い、恋に落ちたジュードとミナ。やがて結婚し、2人の間には可愛い男の子が産まれる。それは幸せな人生の輝かしい始まり――のはずだった。しかし息子の誕生後、独自の育て方にこだわり神経質になってゆくミナは、息子が口にするもの、触れるものに対して次第に敵意と恐怖心を露わにし始める。やがてその攻撃の矛先は、医者や友人そしてジュードの母親、更にはジュード本人にまで向けられてゆくが、彼はそんな妻の異常とも取れる頑なな愛情を、何とか理解し、支えようとする。しかしその結果、息子の体が徐々に変調をきたし始めたことで、 ジュードは遂にある決断を迫られる。果たして、その答えの先に、彼らを待ち受けるものとは―。

    「ハングリー・ハーツ」に投稿された感想・評価

    『ふむふむ』

    鑑賞してみて、ふむふむ。なるほど。
    的な。

    現実という文字の重さ。

    惹かれ合う2人。
    しかしそこから価値観の違い。
    その中心に存在するのは、小さな命。

    結婚生活のダークサイドを味わってしまったような。

    価値観の違い。
    人それぞれだよねー

    で流せないことだ。
    これは。。
    えー…そんなオチなの…
    克己
    3.6
    その結末にしちゃうのかぁ。
    悲しいね。
    chihi
    3.0
    どうしても母親寄りで見てしまうから、なぜあそこまで育児に対してこだわり、自分の考えを貫くのかをもっと深く知りたかったし、周りの家族も彼女のことを理解はできなくても、もう少し心に寄り添うことはできたんじゃないかと思うとやりきれない。
    確かに理解はできないし、行き過ぎた育児法かもしれないけど、母親がこどもを思ってしていること、愛情があってのことなので複雑。旦那の気持ちもわかるし、自分が彼の立場なら同じことしてしまうかもしれないけど、悪化していく状況、同じような場面が続くので不快。終わり方も好きじゃなかった。
    母親がもっと突き抜けたサイコパスとかだったら、怖〜って思いながら見れたかもしれないけど、やたら現実的に描いてるからか、どう従えていいのかがわからずもやもやした。
    こどもの月齢が不明だったけど、発育不良とか餓死してしまうとか言ってるほど痩せてないしわりと健康体に見えるので、その点リアリティに欠ける気がするのは仕方ないのか。
    ををた
    3.7
    マタニティーハイにより代替医療とスピリチュアルに傾倒しすぎた母親の末路 ラストが脚本としてダメだ…
    海
    -
    子供を抱いて、優しい微笑みを浮かべる母親。何かを見つけようとするように、瞳は我が子だけを映し込む。子供だけを、まだ汚いものなど何一つ知らない瞳だけを見つめる。
    世界は汚れている。ドアノブも空気も、たべものや、人間でさえも。すべてから、だいじにだいじに守られて、それがいつか死へみちびいてしまう愛だとしても、確かに小さな命は守られていた。母親以外の、すべてのものから。
    美しくもあり、恐ろしくもある。あわれで、そしてしたたか。

    いつかあの子は死んでしまっていた、それはきっと誰にでも分かることだろう。
    だけれど母親である彼女が間違っていたと、父親であるジュードは言えないだろう。彼女が必死で守ろうとした小さな手を握っては、離してしまうことの罪を想うだろう。いつまでもきっと、あんなに深く愛された一人の息子を、それ以上には愛せないだろう。
    離さないで抱きしめて、絶対に外へは出さないで、私以外にふれさせないで、あまりにわがままな愛情でも、それでも母親の愛情だ。それを越える愛情は、きっとどこにも存在しない。

    砂浜を歩かせて、海の水へと触れさせて、鳥の羽の匂いまで知って、ゆっくりと大人になる。いつかレストランでお腹を壊すかもしれないし、いつか愛するひとと運命的な出会いをまた、彼もするかもしれない。それが一番きっと幸せで、正しいと言われる人生なんだ。やさしくやさしく抱いてくれた、母の胸には戻れなくとも。

    せつない。

    2017/7/9
    コリ
    3.5
    『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライヴァー主演。
    ニューヨークで運命的に出会い、恋に落ちて結婚した2人に待ち受けるサスペンス。

    レストランのトイレに閉じ込められたことで出会い意気投合して結婚!(笑)
    序盤の微笑ましいラブコメな雰囲気が、妊娠してから一転し重い展開に...。
    まさかの豹変ぶりにはビックリしました。

    ある信仰を信じて異常なほど神経質になり、外の空気は悪いからと部屋から出なかったり、子供に動物性の食べ物を食べさせず偏った食事の影響で発育不全に...。
    父親が隠れて教会で栄養のある食事を食べさせるシーンは泣けます。

    祖母が孫と息子のためにした行動は衝撃的でした!
    ラストの海岸シーンは美しくも切なくなります。
    love1109
    4.2
    愛が正しいとは限らない。愛とは狂気であることは、すでに多くの映画によって表されているし、人間の狂気こそが一番怖ろしいということは、ヒッチコックの映画なんかをみるとよくわかる。この映画が素晴らしいのは、怖ろしくも、美しいということだ。クライマックス。我が子を慈しみ微笑む母親の表情と夕日を背景に海岸で戯れる二人の姿があまりに美しく脳裏から離れない。傑作。
    tomonohu
    4.1
    🍼運命的な出会いをして結ばれたジュードとミナ。間も無く結婚、出産を経て2人の生活は順調そのものだった。しかしミナは極端に世間の害から遠ざけようと自己流の食事法を息子に施す。そんな中、息子の異変に気付いたジュードはミナの目を盗んで医者や母親、弁護士に助けを求めるようになる。が、これが却ってミナとの関係性を悪化させ事態は悲しい結末へと続いていく。

    🍼冒頭から長回しで引き込まれるジュードとミナの出会いのシーン。順風満帆に見える2人の初々しい新婚生活が先に続く長い混沌の前触れのようで不穏そのもの、、、見返した時胸が苦しかった(◞‸◟)

    🍼正直言ってこの映画には完璧に正義となる存在が登場しない。誰もかもどっちつかずな自分の正しさで行動してから回ってる印象があって、逆にリアルに感じられてきつい、、、

    🍼割と序盤にある『鹿の夢』あれ。あれな、、、うーん。ーーー泣いていいっすか?orz

    🍼見終わった後のこの感情、、、そう!!!これはラースフォントリアー作品見た後の感じに似てる!!!

    🍼狂気的な純粋さ、それ故にすれ違っていくそれぞれの善意や愛。思いやる程に擦れて拗れて傷付いて、、、人によっちゃ観るのが不快だって言うかもしれないなこの映画。

    🍼もっと別の方法はなかったんじゃないかって頭を働かせて、結局は創造力の無力さに打ちのめされる、、、
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