理不尽な仕事に心をなくし、家庭崩壊。自暴自棄になりこれからどうするのかしらん、この人って感じ。中年サラリーマンの悲哀をヒシヒシ感じる渋~い映画。
しかし、鑑賞後しばらくすると、主人公のような状況が身近にせまっている、ということに気づき、怖ろしくなる。
訓練のレベルは高くなく、誰でもできそうな作業。オフィスワークのように殺人をする毎日。これって、自分もなりうるでしょ、みたいな。
面白そうとか思って志願する人々。しかし、ゲームではない本物の殺人に精神的に死んでいくようにみえる姿こそは、現代の戦闘員なのかも。