しゃぐな

ドローン・オブ・ウォーのしゃぐなのレビュー・感想・評価

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)
2.5
空軍パイロットのイーガンは飛ぶことが大好きだったのに、戦争の仕方が変わってしまい、戦闘機に乗ることはもうない。彼が座るのはコクピットではなく基地内コンテナ内のマシンの前。ドローンを操作し敵を選別し照準を定めるまでが彼の仕事で…。

戦争の是非という問題の前にはその方法論など虚しいと言うよりほかないけれど、国防という誇り高い仕事を誇りを持ってする人の胸中を慮ってはイーサンホーク以上に鬱々してしまう映画だった。
倦んだ日々から抜け出して…というにはイーガンは大切なものを多く手放してしまい、明日への希望よりも静かな安堵と寂寥が広がる。

あと邦題な!ロードオブウォーと同じ監督だから寄せてみました😝みたいのマジやめてね。
原題のインパクト、劇中で聞く度に虚しくて恐ろしくて痛い。
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