これも映画館で見てとっても気に入った映画だったので、レンタル落ちでソフトを購入し、たまに見てました。
今年の中秋の名月も、綺麗な月が見えて嬉しくなり、何となく月に関した映画が見たくなり、これを見ることに😌
アポロ11号の月面着陸の映像とアームストロング船長の
「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩だ」
という言葉は、当時を知らない私でも、何度も聞いたり見たりしていました。
その中継をしていたのが、NASAではなく、羊しかいないようなオーストラリアの田舎町にある、パラボナアンテナだった。
あまり知られていないお話ですが、実話ということです。
草原の真ん中にあるパラボナアンテナの映像が、とっても素敵✨️
夕日に照らされたり、夜にはライトがつき幻想的。
そして時々、そのアンテナのディッシュ部分に人が乗っていて、そこから見える景色を私も見たくなる!
乗りたい~。
ちなみにパッケージには、子どもと羊が全面に出てますが、羊は映らないし子どももメインではないです(笑)
田舎町の人達ののんびりした雰囲気や、ユルイやり取りにほのぼのしたり。
ひそかに小さな恋模様があり、じれったくて可愛い。
月面着陸を中継するという大きな仕事を任されて、街の人達は浮かれている反面、パラボナアンテナで働く技術者たちの緊張感。
そして起きてしまったアクシデントをどう乗り切るか。
ゆるい笑いと、さわやかな達成感を味わえます。
でも『遠い空の向こうで』や『リトルダンサー』等と比べると、胸が痛くなるような確執や切なさ等はなく、全体的にほのぼのしているので、他の方のレビューを読んでみると退屈に感じられる方もいるのも仕方ないのかな、と思いました。
綺麗な景色とゆるい笑い、そして爽やかな達成感を味わいたい方には合うのではないでしょうか。
有名な監督でもないし、あんまり知られてない映画ですが、私はこういう映画が大好きです😌