Wakana

涙するまで、生きるのWakanaのレビュー・感想・評価

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)
4.0
原作はカミュの短編小説「客」(『追放と王国』に収録)。

飢餓と貧困、盗みと殺し、個人と家族、正当防衛と過剰防衛、宗主国と被植民国、現地民と移民…。たくさん問題提起されてお腹いっぱい。
ボーダー・ラインがあやふやな善と悪の対立。それはグレー・ゾーンが広いという意味ではなくて、気がついたら善から悪に転換し、その逆もまた起こり得るという雰囲気。

原作は20ページくらいなのですぐ読めちゃう。ラストが異なるのだけど、個人的には映画のほうが面白かった。ヴィゴ・モーテンセンがむっちゃイケメン。