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発禁本「美人乱舞」より 責める!のyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
動かないアクション映画。

縛られる、吊るされる、氷水につけられる、真冬の池に浸からされる、「おしっこしーしー」させられる…
半裸で肉体を酷使して演技する女優さんらを観てスタントマン案件の仕事やろと思ってしまう。飛んだり跳ねたりしないが体自体をフル活用して表現しているのは一種のアクションに近いやろうと思ったりする。

と、くだらんことを考えているうちに実在した「伊藤晴雨」という超エロい画家とモデルになる妻たちの責めて、責められて気持ちいいーって見世物的物語がとんでもない方向へと突き進む。
現在なのに過去のDNAぐらいまで遡り、お互いの合意の上のプレイがそんな建前吹き飛ばして本質まで露呈して、意味不明でしょうが驚愕のラストへ。
そこへのらりくらりと運んでいく山谷さんのナレーションが癖になりそう。
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