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ロビン・ウィリアムズのクリスマスの奇跡のkaoripeaceのレビュー・感想・評価

3.0
最低な親父。
完璧を求める息子。
息子は自分の子供のため、いや、自分のために完璧なクリスマスを求めて走る。
子供の頃のトラウマがそうさせる。

トラウマといえば・・・弟が戦争のトラウマから緊迫した場面がダメで、ケンカの場面になるとうわぁーーーって逃げるシーンは爆笑でした。
あの演技最高w

息子と父親の和解、これが軸なんだけど正直そこは期待しないで。
ただダメ親父がロビン・ウィリアムズだってだけで満点なの。
悪態ついてもしょぼくれた姿見たら許しちゃうよ。
タイトルにロビン~のってついてるくらいやからね、あなたの存在がこの映画を柔らかくしてる。
本当はどんどん家族中がキレて、賞味期限切れのピクルスのせいで幻見えたり泥酔で屋根裏部屋からおっこちたり、警察から逃走したりのトンデモ展開になる結構なB級臭漂う作品なのに温かいのはあなたのおかげ。

ちなみに、私はサンタを信じます。
リアルじゃなく、この映画の中でね。
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