ハル

わたしに会うまでの1600キロのハルのレビュー・感想・評価

3.5
自己への嫌悪感からヘロイン中毒、セックス中毒になった女性が、メキシコからカナダまでの1600キロ(青森から鹿児島くらいの距離)を、踏破する話。実話が元になっている。

「自分探しの旅」と言って具体的に何をしたいのか分からないまま旅立つ人が多い中で、この女性には、「自分を探す」ではなく「失った自分を取り戻したい」という、はっきりとした目標があるように映った。それだけに、無謀な旅であっても、純粋に応援したくなった。濱田マリさんにちょっぴり似ているけれど、そんなことは、この際、気にしてはいけない。
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