A

わたしに会うまでの1600キロのAのレビュー・感想・評価

3.4
圧倒的大自然で、画面から自然の匂いまで感じられるほどPCTを疑似体験できた。こんなに入り込めたのもサンティアゴ巡礼を歩いた記憶がまだ多少あるからだと思うけど、自然や環境の過酷さはよく伝わってきた。重ったいザック背負ってアメリカ渡り歩くなんて本当に凄すぎて、わたしもそれなりに辛かったスペイン巡礼の記憶と同期させて、関心寄せたし色々考えた。
サイモン&ガーファンクルまじで巡礼ソングすぎて死ぬ。微かな音だけで自然が歌ってる感やばい。。
実際歩いたからって自分に出会えるわけないし、歩くことは人生だ、って歩いてる時は思うけど
日常に戻ると忘れる感覚だし、なんかこう、言語化できないけどこの映画の中に浸らせてくれ欲求がすごい。。旅の終わりって悲しくて、残酷。ずっと歩かせてくれ。ずっと旅の中で生きさせてくれ。

あと、ローラ・ダーンすごく良い女優さんだと思う。顔に滲み出てる人の良さ。
A

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