のんchan

キャロルののんchanのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.6
ここ最近たまたまルーニー・マーラが続いたので、その勢いのままもう1本。

1952年XmasのNYのデパート売り場から始まる。
もっと華々しい雰囲気かと思いきや、高度成長期以前で、クリスマスで金を費やすのは裕福な人々だけ?全体的に暗々した照明で進む。

あえてのミステリー調を醸し出すに相応しいケイト・ブランシェットのクールな美しさが光っている。キャロルは裕福な家庭の人妻という設定。

方やまだ初々しい可愛さを溢れんばかりに魅せるルーニーは、Xmas時期のデパートでアルバイトをしているフォトグラファーになる夢を抱いている生娘テレーズ。

キャロルがテレーズを手中にする為に敢えて売り場に皮の手袋を忘れる...
そこにスンナリ乗るテレーズも、言い寄る男がいるのを他所に、キャロルの魅力に吸い寄せられるかのよう。
2人が絡み合う。性的な感情が右往左往する女性の恋愛ドラマ。


アカデミー賞6部門ノミネートしたんですね〜...
小説が原作なのですが、私は今一つラストまで乗り切れませんでした。

ただ、ルーニーの美しい胸が眩しかった。
ケイトは背中のみ(それで正解)

このお話では、ケイトはB、ルーニーはLのままなのか?Bになるのか?

かなり好みが分かれる作品かなと感じました。
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