okimee

キャロルのokimeeのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.1
Filmarksの試写会にて。

映像、色、構図がきれいで、昔の映画のお手本をみているようだった。
(聞いた話によると、当時の映画っぽくなるような色合いにしているらしい)

音やセリフがくぐもって聞こえるのが特徴的。
テレーズが周りに関心がいかないときの効果でしょうか。

最後、肩に手をかけられたときの目を伏した横顔の表情が素晴らしい。
ここのカットから冒頭と違う流れを感じた。

ルーニーめっちゃ可愛い。
ケイトブランシェットかっこ良すぎ。惚れるわ。
最後の不敵ともなんとも形容し難い笑みはなんなのか。。
2人とも演技うますぎる。

時間が経つにつれて、相対評価高まる。

以下、TBSラジオ「たまむすび」で町山智浩さんが言っていたこと。
・原作は1950年代に流行ったが、作者不明だった
・その後、作者が亡くなって判明。「太陽がいっぱい」の原作者だった
・原作者も同性愛者で、1950年代当時は同性愛は精神病とされていたため、原作者も治療を受けており、治療代を稼ぐためデパートで働いていた。
・そのデパートで美しいマダムに一目惚れし、1晩で一気にこの本を書き上げた。
・→これらから、実は「太陽がいっぱい」も、同性愛の話である。当時は公に出来ぬため、男性同士のサスペンスにすることで誤魔化していた
(鏡に写る愛する人の服をまとった自分にキスをする。「ナイフ」で突く)
・地下鉄のシーンから始まるのは、「当時もアンダーグラウンドではこんな恋愛をしている人たちがいた」ということ
らしいで!
(もしくは、地下でしか出来なかった、という意味もあるのかな..??)