禁断の恋
出会うべくして出会った二人
キャロルとテレーズ
二人共、とても魅力的に描かれてる
キャロル/ケイト・ブランシェットは過去一綺麗で身のこなし一つ一つが美しかった。声のトーンも話し口調も別格。大蛇のような鋭さと落ち着き、オトナが憧れる大人。
テレーズ/ルーニー・マーラも何かがもの足りず、でも何かは分からない不満が滲み出てた。あどけなさと美しさのちょうど間なのが魅力的。将来への不安が始終目の奥に写っていたな。
最後の
客席の合間からお互いを捉えた眼
もう二人が止まらない事を確信する
言葉など要らない
全てを捨て去る覚悟が必要な時に、自信と見透かすかのようなケイト・ブランシェットに見つめられたら、覚悟ができるかもしれない。
それぐらいの迫力、
だから『キャロル』なんだね。