2015年🇺🇸映画。
原作は「太陽がいっぱい」の作家パトリシア・ハイスミスのベストセラー小説「The Price of Salt」。
セレブの人妻キャロル(ケイト・ブランシェット)と、写真家を夢見る若いテレーズ(ルーニー・マーラ)。同性愛へ偏見がある時代に生まれた、美しい愛の物語。
ルーニー・マーラはこの作品で、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。
1952年のNY、🎄Christmasシーズン。
デパートのおもちゃ売り場でアルバイトしているテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘への🎁プレゼントを探すキャロル(ケイト・ブランシェット)に応対。
2人は出会った瞬間、心惹かれ、売り場に忘れた手袋をきっかけに少しずつ、距離が近くなり。。
キャロルとテレーズ、それぞれのパートナー(異性)とはうまくいっていない中、一緒に旅行へ行く事に。仲良くなるにつれ、愛だけでなく、葛藤も生まれ、、、
とてもセンチメンタルな雰囲気の映画。
最初はあらすじも知らずに、テレーズがキャロルに憧れる気持ちや友情のお話なのかと思って見始めたのですが。。。
女性同士の友情や憧れの、少し先にこんな世界が。。。全く未知の世界。衝撃的、芸術的でもありました。
ケイト・ブランシェットの完璧な美しさと対称的なルーニー・マーラのあどけない可愛らしさ。そんな2人の美しい女優さんの美しい恋愛模様にはため息が出ます。。
2人の繊細な演技と、映画に漂う冬の寂し気な雰囲気。そして、さりげなく観る側に委ねているラスト。何故かとても印象的で素敵でした。