このレビューはネタバレを含みます
同性愛、異性愛関係なく人に恋をして惹かれていく様が綺麗に描かれていると思います。セックスに至るまでの距離の縮め方も私は凄く好きでした。
この時代では同性愛は異常とされ、精神鑑定させられたり周りが認めてくれない、認められない中でキャロルは子供の親権を取るのか、自分らしく生きる為にはどうしたらいいのか苦悩しますが、これ以上自分を偽って生きてく訳にはいかないと苦渋の決断をする所に私はグッときてしまいました。
最後もその後を連想させてくれるような映画的には良い終わり方だったと思います。