おびわん

キャロルのおびわんのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.6
惹かれ合う理由なんてない。
同性愛が根底にあり、悩み苦しみ生き辛さを描いた作品と思いきや、惹かれ合う2人の純粋な愛の物語と言える。
そんな気持ちになるのは、ケイト・ブランシェットの妖艶・優雅さ、ルーニー・マーラの純真無垢、清潔感が大きく影響している。
出会いのシーン、そしてラストシーンが特に印象深い。目で語り、言葉は必要ない。