原

キャロルの原のネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2018/04/09

ケイトブランシェットの凛とした美しさ。
ルーニーマーラの妖精のような可憐さ。

50年代のニューヨークは、今よりももっと色々なことに不寛容な時代だったんでしょう。女性が働くこと・喫煙・飲酒など寛容になってきたものと、結婚や性差などそれが議論されることすら憚られるようなもの。

そんな時代で年齢もステータスも違う2人が惹かれ合う様子はただただ繊細で美しかったです。クリスマスの賑やかさはどこか遠く、終始儚い雰囲気を伴った映画でした。

「永遠の夜明け」ってフレーズが印象的。ラストシーンはそうなのかしら。
原