このレビューはネタバレを含みます
2018/04/09
ケイトブランシェットの凛とした美しさ。
ルーニーマーラの妖精のような可憐さ。
50年代のニューヨークは、今よりももっと色々なことに不寛容な時代だったんでしょう。女性が働くこと・喫煙・飲酒など寛容になってきたものと、結婚や性差などそれが議論されることすら憚られるようなもの。
そんな時代で年齢もステータスも違う2人が惹かれ合う様子はただただ繊細で美しかったです。クリスマスの賑やかさはどこか遠く、終始儚い雰囲気を伴った映画でした。
「永遠の夜明け」ってフレーズが印象的。ラストシーンはそうなのかしら。