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キャロルのmoeのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.7
同監督の「ワンダーストラック」を鑑賞した時も思ったのですが、トッド・ヘインズ監督って、撮り方が上手いですよね。正直言って、今作の「キャロル」もストーリーは至って単純で薄いですが、雰囲気の出し方だったり、キャラクターの立て方などが上手くて、最後まで引き込まれました( ̄∀ ̄)

ルーニー・マーラがブランシェット様を真っ直ぐ見つめる瞳に吸い込まれ、ブランシェット様の低くて全てを見通しているかのような声に聴き入るなど、視覚的にも聴覚的にも満足。50年代の雰囲気に二人が見事にフィットしていて、凄く良かったです。

劇中に何度か登場する、肩に手を置く仕草。それだけで、登場人物の色々な感情が伝わって来ました。

終わり方のカットも良い! どうなってしまうか心配でしたが、見事に良い余韻を残してくれました!