megumishibuya

キャロルのmegumishibuyaのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.1
思ったよりも心に残ってずっと感想が書けないでいた。
50年代のNYの街並み、雰囲気、ファッションのどれも素敵。何よりルーニーマーラが可愛すぎるのと、ケイトブランシェットが美しすぎる。どこを切り取っても美しい映画だった。

今の安泰を捨てでも、どうしようもなく惹かれあってしまうあの危なかっしい感じ、失った瞬間の虚無感とか、痛いほど伝わってきて、わかるな〜って思うところも多々あった。人間惹かれ合うのって、男も女も関係ないんですよね。あれだけ魅力的な女性がいたら、私だって惹かれてしまうかもしれない。それが憧れなのか、恋愛感情なのかは別として。あの2人は、その後幸せに暮らせたのかしら....。
見ていて苦しかったけど、後悔しないように生きるって素晴らしいと思った。