キャロルの作品情報・感想・評価 - 555ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

女性のための映画(笑)なんか女性が響きそうな要素満載だった!
男性が女性目線で見ると学びだらけで面白いと思う!!けど男性目線で見たら100%寝る(笑)
ヒロインのファッションと髪型可愛い♡
心をかき乱す映画だ。
物語を追うごとに胸が苦しくなる、
テレーズとキャロル、二人の愛を感じれば感じるほど辛い。


ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ、この二人の芝居は実に巧妙で、互いの距離が近づいていく様を表情や仕草で表現していく。
特に目線、そっと見つめ合ったり、外してみたり、ウィンクしたり、視線の交錯の演出、まさに視線の映画。
ブランシェットの熟年したオトナの慈愛に満ちた瞳、
マーラーの若く無垢な大きな瞳。

二人の表情を追っていくだけも見れてしまう。

そして観客の視線誘導も素晴らしい。
そこを見なさいと限定された構図。
橋の下、建物の陰、この二人を盗み見てるかのような。
美しく彩られた二人だけの世界、映像美もまた魅力な映画だ。


同性愛をテーマにしてるけども、
1950年代ニューヨークを舞台とした、それぞれの愛の形が実に興味深い。
誰もが愛ゆえに行動している結果が上手くいかない。
ただ、最後にキャロルが下す決断と台詞が心に響きますね。
ishiwasa

ishiwasaの感想・評価

4.0
まず始めに記しておくと本作はストレートなLGBT万歳映画ではない。僕は個人的に差別を描く映画に興味がある。同じ星に生まれ落ちた人間になぜ階級が生まれ人種によって分け隔てられ、性によって異なる人生を歩む。平等であるべき社会には必ず平等でなくマイノリティの環境の中で生きる人間たちが存在する。
近年市民権獲得の向上がめざましいLGBTの方々だが、そうでなくても本作は、市民権を獲得する前の時代を描き、そうでない人も分け隔てなく鑑賞すべき普遍性を持っている。
誰しもがこんな思いを抱いた事があるのではないだろうか。
「なりたい自分になれない」
「本当の自分はどこにいるのか」
「やりたい事が出来ない」
「若い頃の自分が今の自分を見たらどう思うだろう」
誰しもが一度は悩む自身のアイデンティティの存在、しかしその時が自らを受け入れてはいけない時代だとしたら、どうだろう。
本作は衝動的に自分がレズビアンだと気付かされた一人の若い女性と、本来あるべき自分を取り戻すことを選んだ一人の成熟した女性のラブストーリーです。
知性を感じさせるカメラワークとレトロスペクティヴに存分にこだわったファッションが最高に素敵で甘美。キャロル役のケイト・ブランシェットは夫の影に怯えながらもテレーズとの出会いを通し自らを立て直していく事を選ぶ力強さを熱演し、ルーニー・マーラは図らずも女性を愛してしまった自分に苦悩してしまう大学生を好演。
その二人のやりとりを、肩にそっと手を置く動作や、場面ごとの心情・心の距離感によって様々な切り返しアングルを変化させる
その手法は一流の芸術。
なりたい自分になるという要素は「アイアン・ジャイアント」でも重要なメッセージとされていました。LGBTを描きながらもそこに特別な事を敢えて盛り込まないこの映画の抑制された立ち位置にこそ、僕は心からの拍手を送りたいと感じました。
あと、とにかく伝えたいのはマーラが可愛すぎること。百貨店での一目惚れシーンのあの眼差しの可愛いこと!チェックの帽子が似合いすぎて可愛いこと!髪型が似合いすぎて可愛いことこの上なし!マーラファンはチェック必須ですぞ!!!
ケイト•ブランシェットがスクリーンに映ったときの存在の主張、圧迫感が尋常でない。

毛皮を着た美の沼の主みたい(笑)

抗えませんよ、そりゃ。

確か映画の設定としてはキャロルは職業:主婦なのに、もう大御所感出まくり。
凄みがある。
美人主婦界の重鎮かよ!!

とにかく際立ってる感を体現していたブランシェットが見事だった。
nrh

nrhの感想・評価

4.4
キャロルが美しかった
人間の愛のカタチについてさらに考えさせられた
Nami

Namiの感想・評価

3.8
女性2人が主役を務める映画らしく、繊細な映画だったと思います。

表情や目の動き、空気や雰囲気などのセリフ以外のもので創り出されていました。2人の心の動きはいちいち説明されたり言葉に出てくるものではなかったけど、それでも伝わってくるのがすごいなぁと思いました。

演じた2人の女優が作品に深みや繊細さを高めた、女優たちが作品を作り上げていくっていうような感じでした。

ルーニーマーラーの初々しさやみずみずしさと、ケイトブランシェットの貫禄や妖艶さの対比がGOODでした(^_^*)
まこと

まことの感想・評価

3.8
ケイトブランシェットとルーニーマーラのラブシーンが眼福極まりないのは当然なんだけどそれにしても。有り余る余韻。ロマンスじゃない。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.4
LGBTはあくまで叩き台というと失礼だが、そこから広がって「愛とは?」というところに、結びつくお話な気がする。遠いところにあるはずの2人の心情が気がつけば近い。

テレーズとキャロルのいきなりお互いハマってく感じが、静かなのにエモーショナルでかっこよかった。

ルーニー・マーラが唐突にゲロ吐いちゃうところが、なぜかわかんないがとても好き。
rio

rioの感想・評価

4.0
映画館でみて良かったです◎

基本的にラブストーリーやヒューマンドラマはDVD鑑賞でいいと思ってはいるけど、この作品は時代設定もあってアート性が強いです。おもにファッションやヘアメイクですが綺麗なものを大画面で観ている心地よさと、流れる音楽たちもとても素敵でした、、、

ストーリーも、ただ女性同士のラブストーリーだっただけではなく、男性も交えたアブノーマルな人間たちの報われなさを描いたヒューマンドラマだと思いました。

当たり前のように万人受けするはずがない映画ですが、
本当に美してくて、まだ今夜は余韻に浸っていれそうです。
ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラー

この御二方の美しさがよーーく
分かる映画なのだが

この映画の良さは私にはよくわからなかったのだ

ケイト・ブランシェットに
嫉妬した私の不寛容で
いじけた狭ーい心のせいだと
わかっている
ケイト・ブランシェットに肩入れ
できないとこの映画には乗れない
この御二方の悲恋に
素直に悲しめない

女性同士の叶わない恋の行方は
『アデル 、ブルーは熱い色』や
『ボーイズドントクライ』
の方が はるかに上を行く出来であった(個人的見解なので悪しからず)

そもそも台詞にして伝えるだけが
脳ではないのはわかってるが
今作は台詞が少なすぎて
一体何を考えてるのかサッパリ分からないケイト・ブランシェット演じるキャロルなのだ
ルーニー・マーラーは同性への
想いに戸惑い言葉少な様子は
何となくわかるが
キャロルの心情を
あとほんの少し分かりやすく
してくれたら ……印象が違っていたかも

2002年のトッド・ヘインズの『エデンより彼方に』はコテコテのメロドラマを敢えてその路線で仕上げたある意味リメイク作品の方が私には合っていた
当時妊娠していたジュリアン・ムーアが少し太めのウエストで
女性が一番輝く美しい時期に花のように演じていて
素晴らしい作品だった。