キャロルの作品情報・感想・評価 - 588ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

キャロルにたっぷり見惚れる贅沢な時間が過ごせる映画でした。
キャロルの抑え目の声が色っぽい。
容姿、しぐさ、ファッション、言葉の美しさ。
美しさとは緊張感のことなんだと知りました。ゆるいのとか、ほんとだめだなと反省。
香水をつけあいっこするシーンが好きでした。どんな香りだったんだろう。

同性愛を扱っているものの、とてもシンプルなラブストーリーでした。そこがまたいい気がしました。

鑑賞から日にちが経ちましたが、ときどきふと思いだすとちょっとうれしい、という映画のひとつになりました。
ひさ

ひさの感想・評価

3.0
ケイトブランシェットがたくましい…背中とか手がゴツゴツしてた!
ストーリーは私にはイマイチでした。。。ただ女優さんは綺麗。
素敵な女性を真似したいし目指したい。
しみ

しみの感想・評価

5.0
上品でとても綺麗な恋。
2人の目が合う瞬間が印象的で、最初のデパートのシーンと最後のシーンで2人はお互いを見つけ、恋に落ちていく様を目の通い合いだけで表現しているのがロマンチック。

自分の生き方を貫いている女性たちがかっこよく見えるのは、それぞれの旦那さんや彼氏がみんな自分勝手であんまりカッコよくない人たちばかりなのもあると思う。
別れてもいい関係でいられるのは女性同士だからもあるんだろうか。キャロルとテリーズの関係も素敵だけど、キャロルとアビーの関係もすごく素敵だと感じた。
mr

mrの感想・評価

4.3
1950年代のNYがどんな場所でどんな社会なのか知って見るとまた違うのかなと思った
キャロルは自由だけど不自由でかっこよくてセクシーで艶やかで
でも危うさもあって
二人ともとにかく美しかった

もう一回観たい
A

Aの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

なんかのWSで見たケイト・ブランシェットがかっこよくて見たんだけどキャロルはかっこよくはなかった。キャロルの夫は思わず「うわ・・・」って声出る人間なんだけど(というかこの映画に出てくる男性は大体「うわ・・・」って感じ)、キャロルが浮気したのは事実だし・・・テレーズとの出会いは運命だから避けられなかったんだろうけど。

ルーニー・マーラはかわいい。格好もおしゃれ。オードリーに似てて良い。
コブラ

コブラの感想・評価

4.0
レトロな雰囲気の音楽やファッションと、2人でいるときに流れてるロマンチックで刹那的なムードがマッチしててとても素敵だった。

前半のなんとも言えない閉塞感から、旅に出るシーンの開放感が好き。

でもそこからも、いつこの旅での素敵な時間が終わるのか、終始不安を感じさせるものがあった。

捉え方は人によって違うし、たぶん自分でも観るたびに変わるかもしれないけど、

今回観た限りでは、
お互いの心の拠り所を自分で探そうと躍起になっていたら、
ここにたどり着いた…

って感じだったのかなぁ。

こういう静かな映画を映画館で観るのいいな。
ケイトお姉様の背中の逞しさよ! 自分勝手で醜くて、ままならなくて苦しくて。滑稽な色恋のすべてが美しい女優が演じるスクリーンの中ではとてつもなく甘く切ない。

小間物屋の男との朝のシーンでのケイト・ブランシェットの表情の切り替えにぞくっとした。

ふたりの恋が「道徳的に」問題あるものではなく、ただただ普通の恋愛として扱っていることが、どちらかが異性の設定だとしてもすんなり物語が成立するであろう点で感じられてよい。
Aya

Ayaの感想・評価

3.6
おケイト様ずるい・・・。

あのラストはちょっと意外だった。

多分全世界の女子の彼氏にしたい女優ランキングNo.1だと思われるケイト・ブランシェット。

ブーセレという設定とラストカットは前作「ブルージャスミン」と似て非なるもの感をビンビンに感じた。
対称というか。

おケイト様がルーニー・マーラとの関係を認めて親権を譲る!と言い出した時にこの人の愛は本物なんだ!子供よりも強いんだ!と涙したのですが、よく考えたら、不実は2度目なわけで。

旦那さん可哀想だよ!
誰も嫁さんに探偵なんてつけたくねえよ!
あの旦那は1度は許してるんですよ。

あの探偵もわざとらしかった〜w

全体的に色味が抑えめなのがとても効いてるな、と思いました。
お話部分も殺傷沙汰があったり、好きー!!とかない抑えめな演出で進むじゃないですか?
そこんとこか上品に噛み合わさった映画だと思いました。

特に気になったのがおケイト様のネイルですよね!

なぜオレンジ?

赤みの強いオレンジなんですけど、ある地点を境に、白のフレンチスタイルになるという・・・。
口紅の色も、この時代のおしゃれな女性なら真っ赤なラインを引きそうなのに、全体的に赤みが抑えめのこれまたオレンジ系なんですよね・・・これは秘めた思いを口に出せないということかぁ?!

思ってない感じ満々ですねw

衣装も素敵でしたね。クラシックで。

赤が使われるのはこの物語の始まりのクリスマス。
ルーニー・マーラが嫌々被らされるデパート店員のサンタ帽。

そして弁護士に呼び出され、初めてルーニー・マーラの家を訪ねるクリスマス前のおケイト様のコートとセーター。
そして序盤にルーニー・マーラが飲むワイン。
ここだけなんですよね。

クリスマス後は、衣装はルーニー・マーラのスコットランド柄の帽子やマフラーなどに少し混ざりますが、ほんの少しで、飲み物もシャンパンやマティーニに。

後、この2人て、ものすごく身長差があるじゃないですか?
(おケイト様→174㎝、ルーニー・マーラ→160)
あんまり感じないくらいどっちかが座ってたり、2人とも立って横並び、みたいな画がなかったような・・・。
上手いですね!

この旅って、2人の仲を決定的にした旅なんですけど、果たしてそれは意図されたものだったのか?

ルーニー・マーラ演じる若いカメラ好きのデパート店員からしたらおケイト様のような上品な有閑マダムに憧れを抱くのは当たり前だと思う。

そんな完璧なおケイト様の弱いところや悩みを聞くにつれ、女同士の友情を深めていくこともある。

ただ、おケイト様は「あら、この子可愛いわね」と思って確信犯的に近づいてるわけで。

ルーニー・マーラのおケイト様への憧れが恋愛感情なのかどうか、見極めるため、そしてそれが一時でも子供を忘れられる要素になるのなら、な旅だったのかなぁ、と。

だとしたらおケイト様やらしくない?!
あの旅がなければルーニー・マーラはおケイト様への憧れは抱いていたとしてもあんなに深い関係にならなかった可能性だってあるし、それは経験、のあるおケイト様にはわかっていたことだし・・・。

自分の不実、そしてこの時代には特に風当たりの強かった同性愛に走ったことで、どうなるか、1度は経験していたはず。
それにまだ若い女を巻き込むなんて。
しかも・・・やっぱりズルいとも思うし、恋は落ちるもの、だといえばそこまでか。

後、別に文句ではないけど、ルーニー・マーラはあの色素の薄いおっぱいを惜しげも無く出してくれるのにおケイト様の乳首死守が、さすがというか、もうなんか文句とかじゃない気がしたw

ただ、ある種の潔さは感じたのでして。
普通、私といたら不幸になっちゃう!あなたは自分を好きでいてくれる男性と幸せになって!
とかではなく。

そこがとっても意外で、なんとも深い余韻を残したのでありました。

この後に2人がどう暮らすかはなんとなく想像ができてしまう。
タカギ

タカギの感想・評価

5.0
自分を偽って生きていては存在意味がない。
キャロルの言葉がどれも美しい。
全編通じてよかったけど、「こんなラストが待ってたなんて本当に観に来てよかった」と思える終わり方だった。
moyu

moyuの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャロルのため息が聞こえてきそうな気怠げな目線と色香、テレーズの天使のような無垢な少女性が美しい映画だった。


同性愛の映画で、その要素がない私はいまいちストーリーに入れ込めない部分もあったけど、映画を観終わっても時々ワンシーンや音楽が頭をよぎるのは美しさが印象深かったからだと思う。

キャロルのキャラクターが、ありがちなエキセントリックさや奇抜な行動で周囲を振り回すといったものではなく、あくまで常識の範囲で振る舞い母として娘を愛し大事にしているのが描かれていて安心した。現代の自由な気風では同性愛者を描くとき、ついキャラクターの風変わりな振る舞いや自分の恋のためなら家族はどうでもいいといった表し方をしてより印象性を増そうとしがちだけど、1950年代という、現代より周りの理解が得られにくい、というか批判の対象となりうる時代の中で、出会いから結ばれるまで普通の男女の恋愛話と変わらないように描かれると、慎ましさが際立ちより繊細に映る。

女性同士のベッドシーンはあるものの、嫌悪感は全くなかった。
旅行中冴えない営業マンが登場してなんでここでこのキャラクターを出したのか鑑賞中疑問に思ったけどよもやスパイとは。



最後のテレーズがキャロルと対峙するシーン、ケイト・ブランシェットの表情の演技が素晴らしすぎて鳥肌ものだった。

この時代で生きていくにはストーリーとしては悲劇だが妥当で現実的な道を選ばず、美しいが生き難い道を選んだという無垢な決心がこの映画の絵画だ。