キャロルの作品情報・感想・評価 - 617ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

smmt705

smmt705の感想・評価

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絶対に満たされるという思いと、絶対に満たされないという思いが一体になって、そして時代が漂わせる壁がきっとそれ。
普遍的で真っ当な恋愛映画の傑作。 けぶるような雰囲気に酔いまくり。耽美。
ブランシェットもルーニーも美しすぎて目が潰れるかと思いましたよ。なんかこう…自分のボンクラさを反省しちゃうとゆーか…
映像も衣装もブランシェットのヘアスタイルも一切の妥協なし、の製作陣の熱意も伝わってきます。
恋愛以外のシズルを除去すべく、2人がランチデートで良さげなレストランで食事が運ばれてきても一切食べ物が映りません。お互いがお互いしか目に入ってないの。恋の熱に浮かされてる時は食べ物なんてどうでもよくなるよねって感じで面白かった。対して、お酒とタバコは必須アイテムとばかりにバンバンでてくる。
好きなひとを好きだと言う気持ちをブランシェットががっしり抱き締めていてマジ男前だったぜ。
ルーニーに恋をしたからと言ってアッサリ子供を手放すようなブランシェットではなかったのも印象的。ラストシークエンスは涙出そうでしたが、画面が美しいのをちゃんと観ておきたくて=彼女たちをしっかりと観ておきたくてガン見した。
mitz

mitzの感想・評価

4.0
1952年のクリスマスを舞台とした、ある貴婦人と平凡な女性の恋愛物語です。一人には家庭が、一人には求婚する男性がいるように、たまたま惹かれ合った二人が同性だっただけでこの映画の場合「同性愛」はひとつの要素に過ぎません。
言わずもがなですが、この映画の最大の魅力はケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの演技力です。感情的でプライドの高いキャロルと結婚も昼食も決められない優柔不断で繊細なテリーズ。受動的な女性同士の情緒や心の機微をひとつひとつ丁寧に描き、時代背景にある同性愛に対する偏見や本人たちの背徳心も鋭角に伝わってきます。そして何よりベッドシーンがエロくて、それ以上に美しいです。
ひとつ気になったのは、キャロルの持ち歩いていた拳銃です。弾丸はもともと入っていなかったのか、入っていたのに誰かが抜いたのか。(後者であれ)
オープニングの「CAROL」という文字の出だし、そして余韻の残る素晴らしいラストシーン。ズシッと見応えのある作品です。#Filmarks2016
MY

MYの感想・評価

3.5
ルーニー・マーラーがとても可愛かった。ルーニー・マーラーがオードリーヘプバーンの様だった。髪型、服装、雰囲気、テンションの低さ、全てがタイプでした。#キャロル #ルーニーマーラー
tuttle

tuttleの感想・評価

-
端的に言えばLGBT映画なんだけど、主演2人、テレーズとキャロルに立ちふさがる障害はLGBTに限定されるものじゃなく普遍的な抑圧でした。
あるべき姿を押し付けられる窮屈さとそこから脱する難しさ。
そんな時に出会った恋人を「天から落ちてきたよう」と表現するの、なんかもう胸が締め付けられる。
単なるマイノリティ同士のラブストーリーではなく、固定観念や損得勘定にとらわれない純粋な愛を描いていて、テレーズとキャロルの美貌や衣装以上に内からにじみ出るような美しさをも感じる作品。
反対に男性陣がかなり駄目で、性差じみたものを付けるのは蛇足だと思った。
tz

tzの感想・評価

4.3
同性愛ものの映画で見たかったのは差別や偏見へのどうも他人事のような気がする教訓や悲観ではなくて全てを超越した絶対的な愛だったのだと痛感した。
人生経験豊富なキャロルの美しさの虜になっていたテレーズだけど、若くて夢がある少女の輝きと美しさに勝るものはないと思った。愛以外。
気丈を装うことの強さと美しさと虚しさと愛情の深さよ、、ん〜〜素晴らしかった。
ヒロ

ヒロの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全編通して美しかった。。
ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの2人はもちろん、ファッションや街並みや音楽も含め。
(雰囲気を50年代風に寄せるためか、字幕も古臭い感じがしたけどどうなんだろう?)

恋愛ものは得意じゃないし、同性愛に興味があるわけじゃないのに、2時間通して引き込まれた。
それは2人の微妙な表情、仕草、目線の配り方…全てが美しかったからかも。

"偽りの人生を送っていては自分の存在価値がない"的なキャロルの台詞が印象的だった。

ラストの2人の表情だけのやり取り、あれはどういう意味に捉えればいいんだろう。。

それにしてもルーニーマーラが可愛い…
まぐろ

まぐろの感想・評価

3.5
途中まで、話の流れがよくわらなかったが最後にはちゃんと理解ができた。

キャロルはとても美しく綺麗なひとだ。だがその一方不思議な存在でもあると思った
テレーズはデパートの玩具売り場で働くごく普通のひとであったのだが、ある日キャロルが玩具を買いに尋ねてきて、テレーズはそこで、キャロルの魅惑に引き込まれていく。
そして、2人は濃密な関係になっていく…
そして、あること(ネタバレとなるため省略)をきっかけに2人は距離を置く。

この時のテレーズの表情はいくつにも捉えられた。
寂しさだったり、虚しさそんな様な感情が一気に詰まっている様な表情をしていた。

また、レズ映画?でもあったのだが作品中にはその事を中傷するよなうな表現もあった。おそらく、設定された時代が時代だからであろう。
この映画はとても、切ない映画であった。
性別は同じ。
だが、人間の持つ愛というものは、性別などといった壁をも超えていく素晴らしいものなのだなっと思った。
Kenefron

Kenefronの感想・評価

4.0
ランチのメニューも自分で決められないテレーサがキャロルに魅せられ、人として女性として成長していく様が好きだった。そしてキャロル自身もテレーサから多くを得て、大きな決断をする。人に惹かれる理由などなく、理由を求めるものでもない。この時代に携帯なんてないから手紙や電話でのやり取りにキュンとした自分もいた。
ささやかな憧れから許されざる恋に至るまでを上品に大人っぽく、そして時に少女のような可愛らしさと初々しさを交えて描いていた。ほろ苦くてほんのり甘いそんな映画でした。