キャロルの作品情報・感想・評価 - 707ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

Elie

Elieの感想・評価

3.2
「女性的」という言葉が似合う作品。繊細な感情を表現するカメラワークとストーリー展開、多くはない台詞。感情の機微が繊細過ぎてついていけないと感じた部分も多くありましたが、それだけにケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの表現力には目を見張るものがあります。
同性愛というテーマも大切に扱われています。
個人的には脚本が冗長に感じてしまいました。テーマ的には仕方がないのかなとも思います。
walkey

walkeyの感想・評価

3.1
試写会で鑑賞。ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラがただただ美しい映画でした。
さらりと誘って、受け入れて、お互い惹かれあって、こんな自然な恋が現実にあるんだろうか〜!

映画冒頭のシーンと、後半に同じ場面が出てくるのですが、物語を知ってから観るのでは同じ女優さんの表情が全く違って見えた。2人の演技があるからこの映画は成り立ってるのだと思う。
ラスト、音楽が効果的で素敵でした。

物語はゆっくりで、何度も観たい映画というわけじゃないけれど、美しい女優さんだけど2人に満足です。
okimee

okimeeの感想・評価

4.1
Filmarksの試写会にて。

映像、色、構図がきれいで、昔の映画のお手本をみているようだった。
(聞いた話によると、当時の映画っぽくなるような色合いにしているらしい)

音やセリフがくぐもって聞こえるのが特徴的。
テレーズが周りに関心がいかないときの効果でしょうか。

最後、肩に手をかけられたときの目を伏した横顔の表情が素晴らしい。
ここのカットから冒頭と違う流れを感じた。

ルーニーめっちゃ可愛い。
ケイトブランシェットかっこ良すぎ。惚れるわ。
最後の不敵ともなんとも形容し難い笑みはなんなのか。。
2人とも演技うますぎる。

時間が経つにつれて、相対評価高まる。

以下、TBSラジオ「たまむすび」で町山智浩さんが言っていたこと。
・原作は1950年代に流行ったが、作者不明だった
・その後、作者が亡くなって判明。「太陽がいっぱい」の原作者だった
・原作者も同性愛者で、1950年代当時は同性愛は精神病とされていたため、原作者も治療を受けており、治療代を稼ぐためデパートで働いていた。
・そのデパートで美しいマダムに一目惚れし、1晩で一気にこの本を書き上げた。
・→これらから、実は「太陽がいっぱい」も、同性愛の話である。当時は公に出来ぬため、男性同士のサスペンスにすることで誤魔化していた
(鏡に写る愛する人の服をまとった自分にキスをする。「ナイフ」で突く)
・地下鉄のシーンから始まるのは、「当時もアンダーグラウンドではこんな恋愛をしている人たちがいた」ということ
らしいで!
(もしくは、地下でしか出来なかった、という意味もあるのかな..??)
suzuki

suzukiの感想・評価

2.0
試写会なのにこんな点数で申し訳ない

良かったところ
・ルーニー・マーラがかわいい
・ルーニー・マーラが脱ぐ
・ケイト・ブランシェットも脱ぐ

これ撮り方の感じとかは完全にルーニー・マーラのPVかな?ってくらいとにかくマーラちゃんが映える映画だったんだけど、その中で牙を剥くように要所要所でピシッと決めてくるケイト・ブランシェットはまあ流石のケイト・ブランシェットだなって感じです。食事シーンでルーニー・マーラが物を口に入れた瞬間にセリフ返したりするのは指示なのか、アドリブなのか。(それにびっくりしてあたふたするマーラちゃんもかわいかったです)


悪かったところ
・長い

いやとにかくこれに尽きる、映画の時間は2時間弱なんだけど、いちいち長い。良く言えばじっくり撮ってるとも言えるんだろうが僕にはわりと苦痛レベルでカットが長いところがあって、展開もまあ普通で"ケイト・ブランシェットが脱いでレズる映画"の域を出なかったので、今回はこの点数です。
りょん

りょんの感想・評価

4.0
なんか、とっても美しい映画。
演技、ストーリー、街の全てが綺麗で丁寧で、なんかいいなぁって思える作品でした。
試写会にて。
同性愛を題材にしている映画としては、非常に綺麗な表現がなされていると思う。
そして何より俺のルーニーマーラ。
無印良品の洋服を全て着こなしてしまいそうな透明感はたまらない。
この人がドラゴンタトゥーの女でリスベット役を演じたのは未だに信じられない。
ただ、内容の濃さと上映時間が比例しなかったのが残念。
ぱみ

ぱみの感想・評価

3.0
ルーニーマーラの体と幼女で0.2加点。
窓越しの映像が多く、おぼろげな雰囲気を醸し出していたのが印象的だった。
アサダ

アサダの感想・評価

4.2
小津安二郎の東京物語のような縦を意識した構図、ヴィスコンティの山猫のように緻密に計算された色彩配置…といえば大袈裟かな?

映像はとてもとても美しいし、話自体がベタな恋愛でも主演2人の演技に引き込まれるのでそれだけで充分。

ケイト・ブランシェットのハンドバッグは小さいけどなかなか物が見つからない。
はな

はなの感想・評価

2.9
試写
舞台は1950年代のNY、女性同士の同性愛の話。ケイト・ブランシェットは相変わらず信じられないほど美しいのだけど、話の内容はなんだかよくわからない。ひたすら睡魔との戦いだった。こういう淡々と話が進んでいく映画ってやっぱりわたし苦手だわ。
バティ

バティの感想・評価

3.4
自分はこの作品はセクシュアリティをテーマにしたものではないように見えた。疑いを持ちながらも何かに従い、拒まれることを恐れて服従のように他者/恋人にミラーリングするテレーズはあの1950年代の女たちの象徴であるように見える。

自分を信じることが出来ず好きな写真を趣味のまま留めているテレーズがキャロルという中年女性に出会い、認証されていくことで、少しずつ、他者や社会に従うだけであった自分から抜け出していく物語と思えた。

「ブロークバックマウンテン」や「ベルベットゴールドマイン」のような同性愛者の純愛を意識せずに想像、期待していたが半分は色んな意味で裏切られた。

キャロルは奔放というよりは主婦として夫/家に従事することに限界のきていた精神疾患を患った女であり、どこかしら関係なく喫煙を嗜み、決めるや否や他者の同意を確かめることなく突き進む中々に勝手な女性である。

このキャロルにハマれるかどうかが、観客にとってこの作品が特別なものとなるかの分かれ目だ。私にはいくらか支配的な人物に見えた。自分に魅力があることを知っているような老獪ささえ感じた。

「バードピープル」でも現実世界に窒息しそうな人々が喫煙するシーンが印象的だったが、本作での喫煙もそうだ。あの50年代の男は男でなければ、女は妻でなければならない時代ならばより閉塞的に見える。

展開が平坦だったり、冒頭の時間軸が交差する演出がそれほど効いていないところなどはあるが、テレーズが象徴する自分を少しずつ獲得してラストにキャロルと対峙するシーンというのは涙は誘わないものの、まるで我々がキャロルの目線でテレーズを眺めるような感覚に陥り静かな感慨に耽っていた。

衣装もとても可愛い。