「一番好きな映画」って堂々と明言できる作品にようやく出会えた気持ち。
結露で磨りガラスみたいに滲んだ窓ガラス越しに見るテレーズの憂い表情、キャロルが品よく吐く煙草の煙、イージー・リビング、運転中の…
1950年代のファッション観たさで観たようなものだったけれど、そこは言うまでもなく素敵だった。ファッションの色使い、街行く人の洗練された着こなしはとても良かった。煙草を吸う女性ってミステリアスでかっ…
>>続きを読むクリスマス間近におもちゃ店に訪れた美しいキャロル。
売り場で働くテレーズは目を奪われる。
キャロルに娘の欲しがっている人形がないか尋ねられるものの売り切れていた。
そこでプレゼントを一緒に選ぶ。
キ…
ルーニーマーラもケイトブランジェットも、小物も、服も、車も、煙草も、全てが美しかった。
カメラの視点も好きだった。
どうしようもなく惹かれる恋と愛を知ることができる作品。
ケイトブランジェットの背…
テレーズはキャロルに出逢って受動的でなく能動的に選択するようになったんだなと思いました
社会や周りの人間が二人の愛を踏み躙るけれど、愛そのものを傷つけることはできないように見えました
他の人たちが持…
テレーズと共にキャロルに恋してる自分を見いだす。そのくらい臨場感に溢れていてこの時代の社会における葛藤やジェンダーの境目を意識させる。アメリカのLGBT問題を生々しく描くのではなく、そこにいた2人の…
>>続きを読む街並みや、様々な小道具がクラシカルで、1950年代のニューヨークの雰囲気を表していて、とても素敵だった。
同性愛物が、割と苦手なのだが、今作は、単に同性愛を描いているだけではなく、男性優位の時代に…
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