キャロルの作品情報・感想・評価・動画配信 - 899ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

momoko

momokoの感想・評価

4.3
キャロルの衣装は50年代に発行されたVOGUEの誌面を、テレーズの衣装は当時のNYのストリート写真に映る若者を参考にしたらしい。ファッション・内装・音楽・フォント、全て好み。おしゃれしたい。
sobayu

sobayuの感想・評価

5.0
傑作。ケイト・ブランシェットって画面で見るとちょっと顔が大きくて、そういうところも往年の大女優感を醸し出す理由なのかなと思うのですが、キャロルは本当に全てが素敵だった。テレーズが一目で惹かれるようになるのよく分かる。

最初に赤色を身につけて現れるのはキャロルで、旅に出る時にはテレーズが赤いカーディガンを着てる、というふうに服の色からも伝わってくるものがあった。

彼女らの周りの男たちは本当にうざったいのだけど、彼氏や夫側から描いたら全く別の側面が見えるんだろう。夫のやったことは傍から見たら正当とすら思う。

アビーとのことは夫に出会う前に終わっていたと言うなら、過去キャロル自身が夫にその話をしたのだろうか。その時は夫のことを本当に愛して信頼していたから?でも結局それが弱みとなってしまう。愛とは難しいっすね。

キャロルとテレーズが惹かれ合うのがとても自然に映っていた。ふたりが楽しそうにドライブしているところで、ああもうこの映画のジャンル、コメディに変わってくれないかな~と思わず願ってしまうくらい。だってあまりにもすぐに壊されそうだから。他者が介入して来たらすぐにこの幸せは壊れてしまうように見えて辛かった。

山田洋次の小さいおうちを思い出したりした。
しば

しばの感想・評価

3.4
ルーニーマーラが可愛い。

ストーリーに関しては正直イマイチ。120分はいらない。
映像やファッション、音楽などで魅せる映画なのだろうか。確かに画面の色合いからファッションの細かい所まで凝ってる印象だけども!この辺には疎いもので…
女性目線だとまた違うのかもしれない。

にしても、主演2人の演技は素晴らしい。表情ひとつひとつがキャロル、テレーズそのもので "演じている" を感じさせない。

アカデミー賞でルーニーマーラのスピーチが見たいぞ!
fuku

fukuの感想・評価

-
キャロルの決心、そしてテレーズの決断。
2人の出会いを通して、お互いは『本当の自分』に気づくことができたのだろう。

これぞ運命ですね。
mrs

mrsの感想・評価

3.0
Filmarks 試写会にて!
2人がただただ美しい。
映像も美しい。
ただ、内容上、どうしてもアデルやブロークバックマウンテン、オスカーワイルドと比べてしまって、私にはヒットせず!
欧米では既に同性婚を認めている国が幾つかあるが、日本では東京の渋谷区と世田谷区が同性カップルに結婚に相当する「パートナーシップ」を認める証明書の交付を昨年11月から開始した。
本作のキャロル・エアードとテレーズ・ベリぺットの場合は、未だ社会において同性愛がタブーだった1950年代なので公然と出来ない関係だ。
人というものは、たとえ同性であっても一瞬で恋に落ちたなら、その気持ちは止められない。
テレーズの場合、アルバイト先の高級百貨店でクリスマスシーズンにキャロルと出会ったのは運命的だったのかもしれない。
主体的というより何となく受動的に生きてきたテレーズは、恋人リチャードとの結婚を前にして逡巡している。
そんな彼女がミステリアスでエレガントな女性、キャロルと出会ったことで変わっていく。
そして裕福で、可愛い娘、社会的地位もある夫に恵まれ、一見幸せそうなキャロルだが、自分らしさのない日々に葛藤や悩みを抱えていて、彼女もテレーズとの出会いの中で救いを見出していく。
本作は同性愛を描いているが、禁断の愛による後ろめたさや暗さはなく、その一途な愛は純粋で美しく、そしてお互いを高め合っているように見える。
映画はこの純愛を古き良き1950年代のアメリカを舞台に、当時のファッション、風俗や文化等、そのノスタルジックで華やかな雰囲気の中で描いていく。
純愛とはいえ、当時は未だ社会に受け入れられていない二人の愛の道行きは何処に辿り着くのか。
今まで見た中で一番美しいルーニー・マーラと、気品溢れるケイト・ブランシェット演じる二人の女が最後に出した結論は、静謐だが心を揺さぶらずにはいられない。
試写会に当たったので昨日観てきました。ちなみに今回、生まれて初めての試写会でした。ちょっと特別な感じがしてよかったです。

この作品に対して、鑑賞するまではなんとなくパンフレットのケイト・ブランシェットに見れるような暖かくて美しい、スロウな物語なのかと思っていましたが、実際にはその想像よりもずっと情熱的な物語でした。

最初に二人が映るシーン、テレーズの右肩に置かれるキャロルの右手が、観客を物語に引き込みます。彼女の早まる鼓動が、自分の胸の中に感じられる。右肩に触れる手がもどかしくてたまらない。絶妙な加減の表現に、いきなり心臓を鷲掴みにされました。
車内の二人を包む空気の表現もとてもよかったです。嬉しくて嬉しくて、話が耳に入らないくらいの陶酔感でいっぱいの車内(こことてもよかったです)が、拳銃みたいに冷たくて寒々しい空気で満ちたりする。優れた表現は、その世界で流れる時間に観客を浸らせます。
キャロルのグラマラスな容姿と振舞いの下で静かに燃える情熱には、境界を超えた普遍的なものを感じました。この普遍的なものに、人々はいつの時代も共感するのでしょう。彼女の指先が、その熱を物語っていました。
そして何と言ってもラスト。物語を観ていってからのこのラストはほんとうに素晴らしい。深く感動しました。

一つひとつ印象深いところを追っているとキリがなくなってしまいます。それほど魅力にあふれた作品でした。
初めて出会ったその瞬間、二人はすでに特別な関係になっていたんじゃないかなと思います。偶然の事象などないとキャロルは言いました。忘れていった手袋に、それを見たような気がします。
ayumi

ayumiの感想・評価

4.2
1950年代、劇中で同性愛が病気扱いされていた事が描かれていますが、そんな時代に2人の女性が惹かれあっていく姿が美しくも切ない。全体的にゆったりとしたテンポでじっくりと映像美が楽しめます。前半は少し眠くなってしまったのですが、、

ハンサムなケイト・ブランシェットに、子犬のようなルーニー・マーラ、それぞれが魅力的でよかったなぁ。細部まで計算された色彩美も含め絵画のような作品でした。

filmarks試写会
試写会にて鑑賞。

まず何よりも、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが美しい!
この映画は主演二人が魅力的でないと成立しない映画なので、その意味では満点と言っていいと思う。

同性愛を扱った映画なのでどうしてもそちらに目が行きがちだが、むしろ、社会的に抑圧された女性たちが自分の生き方を決めるまでの成長物語という側面が強かったように感じた。おかげで男性である自分にも入って行きやすい作品だった。

画的な面で言えば、ケイト・ブランシェット演じるキャロルが常に赤をまとっているのが印象的だつた。
それはテレーズがキャロルに対して感じる憧れや恋慕の情を表しているのだけど、ワンシーンだけ、逆にキャロルから見たテレーズが真っ赤なコートを着ているシーンがあり、この作品が決して一方通行の愛を描いたものではないことを表現していたと思う。素晴らしいシーンだった。

ぜひ男女問わず、観てほしい作品。
写真家を目指しながら高級百貨店の玩具コーナーで働くテレーズは艶かしく気品のある大人の女性客(キャロル)に一目惚れ。キャロルが忘れていった手袋を、控えてあった送り先伝票に書いてある住所の元へ郵送。お礼に、とランチに誘われ、だんだん二人は親密な関係になるも、キャロルには4歳の娘の親権を奪い合う離婚調停中の旦那がいた…というお話。試写会にて。

「見知らぬ乗客」、「太陽がいっぱい」などの原作者の別名義で出版された小説。作者がテレーズのようにデパートで店員をやっていた時に、毛皮を着ているブロンドの美しい女性を見たときに不思議な気分になった経験が基になったらしい。映画化が決まったときの女優もルーニーじゃなくてミアちゃんだったとか。

身長も年齢も一回り大きいキャロルの後ろについていくテレーズの姿が子犬のようで切なかったが、優柔不断でランチのメニューすら自分で決められない彼女が、立派な大人の女性キャロルと出会うことで自分の意思で動けるようになっていく姿が逞しくもあった。感情の高ぶりをスローモーションで表すのはよくある手法だけど、とにかくゴージャスな映像美に浸る隙を与えられたようで心地よく、ルーニーマーラが劇中に登場するアメ車と同じぐらい可愛かった。評価が低いのは、冗長さを感じたのと、「極上の大人映画」のようで主人公たちを理解するには自分がお子ちゃますぎたような気がしたから。キャロルと同じ歳ぐらいのおばさんや、男の人の感想も聞いてみたくなった。