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ストックホルムでワルツをのsonozyのレビュー・感想・評価

ストックホルムでワルツを(2013年製作の映画)
3.5
モダンジャズ全盛期の1961年に、スターとなったスウェーデンが生んだジャズシンガー、モニカ・ゼタールンド/Monica Zetterlundの波乱に富む数年間に焦点を当てた実話がベースの2013年作品。
ジャケ買い的に見ました。

スウェーデンのアカデミー賞、ゴールデン・ビートル賞で最多11部門ノミネート、4部門受賞。
モニカ役の歌手エッダ・マグナソン/Edda Magnasonは女優デビューにして主演女優賞を獲得。

首都ストックホルムから遠く離れた田舎町ハーグフォッシュで電話交換手をしながらクラブでジャズを歌う、両親と娘と暮らすシングルマザーのモニカ。

モニカの歌を聞いた評論家の誘いでジャズの聖地ニューヨークで歌うチャンスを得るが、ライブは無残な結果に終わりスウェーデンでも記事となってしまい、厳格な父との関係が悪化する。

バーで憧れの歌手エラ・フィッツジェラルドに出会い、歌を聞いてくれと披露するが、“誰かのマネより自分らしい歌を歌いなさい”と厳しい批判を受け失意の状況。

スウェーデンに帰国したモニカは、いい感じの関係になりつつあったバンドのベーシストの助言で、スウェーデン語でジャズを歌うという初の試みが成功し、スターとなっていくが・・・

お話としては、よくある、スターの成功、虚栄、葛藤、挫折、転落、復活..というストーリーですが、スウェーデンにジャズというイメージが無かったので、当時のスウェーデンのジャズシーンの雰囲気が新鮮でした。

予告編
https://youtu.be/bi9kmQbpjPs

Music Video
https://youtu.be/Ni5a6Q8D16I

モニカさん本人の1968年のお姿
https://youtu.be/C1E5iY6n1xk
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