このレビューはネタバレを含みます
3観るために久々に見返した。
「ブローグではなくオックスフォード」
「マナーが作るんだ人間を」
「生まれの貧しさでは人生は決まらない」
「他人より優れた者でなく過去の自身より優れた者が気高い」
スーツをキメキメに決めた英国紳士が、名セリフらしい名セリフを放ってくる。
こういうハリウッド映画っぽ〜い演出大好き。
私自身は別にマナーを重視してる方ではないけど、「マナーが作るんだ人間を」は英国紳士風の人に言われたらしびれちゃうセリフではある。
ニキータ、プリティウーマン、マイフェアレディ。一見キングスマンと何の関係もなさそうなタイトルの並びにハリーのメッセージが込められるくだりも好き。
全然倫理的じゃないけど、教会でコリンファースがアクションフル稼働するシーンはやっぱ萌えちゃうね。
コリンファース好き。
おどついてるコリンファースもいいけど、堅牢なコリンファースもいいね。
お姫様とのアナルセックスが任務の成功報酬になるのは、悪い意味でのハリウッド映画っぽさでいやになった。
ハッピーエンドの代わりに女がトロフィーになるよくある古臭いやりくちに頼らないでほしい。
昔のスパイ映画風ではあるけど。
あと共に過ごしてきた犬に発砲する意思がないとキングスマンになれないの納得いかなすぎる。
結果的に弾丸入ってなかったとはいえ。
あの瞬間からキングスマンみんなただの残虐な人たちに見えちゃってダメだった。