【マナーが紳士を作る】
新作公開記念に復習がてら。
『キックアス』のマシュー・ボーンが監督。
原作は知らなかったんですが、
『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』
というコミックが元になっているようですね。
本作は個人的にかなり気に入っている作品で、
何と言ってもテンポ良く観ることができ、
スパイ映画好きでもそうでなくても観れる
大衆向け映画という点が素晴らしい。
マシュー監督が今作でこだわったのは
『楽しい』スパイ映画にするということ。
実際、監督と原作者のマーク・ミラーが、
近年のスパイ映画がシリアスな内容ばかりなのを嘆いたことが製作がきっかけだったりする。
そのため、いつもと一味違う新しいスパイ映画になっているのが目に見えて分かるはず。
「紳士服」「教会での殺戮」
「新しいスパイグッズ」など
どれも“挑戦的”でどれも“クール”。
英国紳士が敵をバッサバッサなぎ倒していく
爽快感はまさに本作ならでは。
コミカルとグロテスクのバランスが見事。
先ほど述べた「教会での殺戮」や
「頭に埋め込まれた爆弾が爆発する様を
花火に例える」など、笑えないけど笑っちゃう。
そんなシーンが盛りだくさんでした。
まさに『挑戦するスパイ映画』
続編にも期待大ですね。
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本作で全世界がもう風前の灯火だったけど、
(各国の有力者の死や全世界同時暴行など)
続編では後日談は描かれるのだろうか。
2018年1月3日 3本目
