設定4/脚本4/役者2/映像音楽4/個性3
シリーズ評価：Ⅰ
話題のシリーズ初鑑賞。なるほど、これは新しい英国スパイ映画だ。
劇中でも007の話題(JBのくだりもそう)や「昔の映画だったら～」という台詞からも差別化は明確。それ台詞にしちゃう？？という違和感はあったけど。
期待してたせいもあってか、思ってたより安っぽさを感じてしまった。一番はやはり暴力的シーンと軽快な音楽の組み合わせか。監督の作風なんでしょうけど、あまりに人殺しに重きがなくてやや引き気味。
また主人公が肉体的にも精神的にも成長していく過程が大雑把でストーリーが弱いなあとも。
SF要素や敵役はまさに安い。嫌いじゃないけど完全に厨二じゃないですか！
それでも総じて楽しかったのはベースが英国紳士だからでしょう。(Nuture and good) manners maketh man. 氏より育ち。
例えが下手ですが礼儀正しい老人が急にヒップホップを踊り出すようなそのギャップが爽快感の素なのでは。
2018-6(5)
