アメコミが原作のスパイもので、『キックアス』のマシュー・ヴォーンが監督した作品。まったく前知識なく観たが、これは面白かった！
CIA、KGB、MI6のようにどこかの国に属しているわけではなく、完全なる独立したスパイ組織で街のテーラー「キングスマン」がそのアジトになってる。コメディ要素がありながらも、延々続く殺戮シーンがあったり、ヴィランがクセのあるキャラクターだったり...どことなく『キックアス』との共通項も感じられる。
英国紳士のベテラン・エージェントのコリン・ファース、見習いエージェントのタロン・エガートン、中心となる2人が魅力的。ヴィランのサミュエル・L・ジャクソンは相変わらず奇天烈な役どころ。
大逆転、ニキータ、プリティ・ウーマン、...のくだりも笑えたし、ジェームズ・ボンド、ジェイソン・ボーン、...のやり取りも面白かった。
