いやー、面白い、その面白さがボケではなく、シュールというか、倫理観ギリギリ(アウトか?)だからこそ、エンターテインメントに到達している、中途半端でなく、ぶっ飛んでる!
最後のとことか、笑っちゃダメだけど、
あれは笑っちゃう。
無闇に人殺しちゃうって、敵と同じ思考だろ、世界を救うにしても、敵もそう思ってるんだし、その反転もまた面白いところ。
スパイ映画の過去作のパロディーが随所にあるようで、私にはわからないけど、調べると、色々判明します。
主演のタロン・エガートンは、大抜擢で、幼くて、スーツ姿がちょっとかわいい感じに仕上がってるけど、次回作があるなら、年齢と共に似合ってくるのか。
コリン・ファース、
マイ・フェア・レディに出演するというジョークがあるなど(ブロードウェイでデビュー予定)、お年を召しているが、そこはアクション時の撮影方法でクリアー
そして、サミュエル・L・ジャクソンは相変わらずの曲者役で素晴らしい、
階級や持って生まれた地位(貴族意識)に反旗を掲げ、外見も、内面も、紳士として振る舞うことこそが大切だと問う。
『manners maketh man』
(これは14世紀後半のイギリス・オックスフォード大のニュー・カレッジの創設者、ウィカムのウイリアムの言葉)
24本目