超絶ド派手なタランティーノ流密室サスペンス！
不穏な音響効果は絶大で増幅させるゾワゾワ感とお約束の死者続出、そして有り得ないほどの血飛沫の嵐は 怖い！怖すぎる！！
更には周到な会話術のオンパレードと少しでも気を緩めようものなら気絶しそうな不意打ち、良くぞ最後まで心臓がもったという感じ。
それでも3時間という長尺を飽きさせない練りに練られた脚本にはあっぱれと言うしかなかった。
同監督作品を何作も観てくると僅かでも免疫力がついても良さそうなもの。けれど凄まじい衝撃の壁は毎回想定の範囲を更に超えてくる為、もうこうなったらいつかは征服してみたいと思わせる壁だったりもする。
そしてそして時として無性にこの刺激の壁に挑みたくなるタランティーノ中毒の恐ろしさ！
何れにしても毎度の事ながら鑑賞後の疲労感たるや半端ない…
