不謹慎だし会話劇も着地点も面白いが、さすがにやや長すぎる感が否めなかった。
「サミュエル、まだ生きてるんかい……」みたいな気持ちになった。
もしかすると、会話劇だから字幕よりも吹替で見たほうがよかったのかもしれない。
やっぱり字幕は色んな意味で文字の力のほうが強いから。
とはいえ、負けた後の南部と北部の微妙なしこりと、自由を手にした黒人に対しての南部の差別主義者の侮蔑が、より嫌みたらしくなってるのとかは面白かった。
時系列をいじくりながら、全員悪人の騙し合いみたいなのもタランティーノ!って感じ。
「バトンルージュの戦いを服飾店で再現すべきではない。」