GWはタランティーノ作品を観ていこうと思い観た一作目。
賞金稼ぎが生きたまま罪人をレッドロックという街に連れて行くが、予想外の吹雪で道中の山小屋で2、3日過ごさなければならなくなった。そこにはその日の朝に着いた先客がいたが、合計9名（馬車の御者を除けば8名）の中には賞金稼ぎが連れる罪人の仲間がいて、皆殺しにして罪人と逃亡しようとする者が。
それは一体誰なのか、誰もが怪しく思える緊張感ある状況での一夜を描く。
まずこのタイトルの「8」ってのが、8人を指してるはずなのに山小屋には9人いて？？って感じでしたが、これは解釈によってはこいつは数に数えないってことなんかな。（あとタランティーノ作品8番目ってのもかかってるんかも）
ずーっと緊張感あって観てて飽きない。タランティーノ作品は長尺のものが多いが途中で飽きたことがない。
ただこの作品を見る前に「ジャンゴ」を観て賞金稼ぎとはってところを確認すべきだったかも。他の人の感想を見てて思った。
中々グロシーンが多いが、中でも処刑される予定の罪人の演技が半端なかった。自分が生き延びるためなら平気で仲間などを売る最低最悪の女。その発狂シーンなどがすごかった。
章立てされた構成だったが、第5章でその日の朝の話に戻り色々伏線が回収された。そこで全てが繋がり納得できる。そこまでは色々?となるが、我慢してみると後で興奮する。めっちゃ楽しかった
