とにかく音楽があがる!
令和のこの時代に平成を飛び越えて昭和のゴジラ、モスラ、ラドン、ギドラ(未確認)のリミックスしたテーマ曲を絶妙なタイミングでぶち込んできた!
この音楽の使い方は鳥肌もの!最高過ぎる!!!
庵野版「シン・ゴジラ」のエンドロールで節操無く使用してたのとは訳が違うぜ
思えば予告の音楽もフィギュアスケートでよく使われるドビュッシーの「月の光」で神秘的に見せたり、 LL・クール・Jの楽曲でHIPHOP色全快で、選曲センスが抜群な予告だった!
あと歌舞伎の”みえ”みたいな、怪獣がバッチと画面に収まった時の気持ちよさと、画のカッコよさが最高に良かった!
なにからなにまで怪獣さんパートは大満足
作り手側の「これが見たいんだろ? これが聞きたいんだろ?」と言う過剰接待を存分に満喫できました。
ありがとうございます!
ただ人間パートが、、、てか人間パートいる?笑
俺みたいな大きな子供と子供の為の映画でしょ?
怪獣同士のプロレスが見たいんだよね??
物語に深みを持たせようとして、アメリカ人大好物の「家族愛」「自己犠牲」の余計なエッセンスを注入、、、範馬勇次郎風に言えば、「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想」
今回の一応の敵(人間)さんの行動理念も、
地球のバランスを取り戻すために、一度破壊して再生する、っていう大雑把にも程がある行きすぎたおせっかい!笑(サノスかよ!)
で案の定この大義あるテーマも物語終盤にはゴジラに踏みつぶされたかのように消えてるし(エンドゲームかよ!)
とってつけたようなゴミ脚本
あまりにもファンサービスが過剰な部分もあり、
初期ゴジラファンに目配せしたアイテム、オキシジェンデストロイヤーの扱い方が雑。
からの、渡辺謙演じる芹沢博士の最後もゴジラファンなら胸が熱くなる展開ではあるんだけど、芹沢博士とオキシジェンデストロイヤーは"二個一"みたいなもんだから、ここの展開も少し頑張ってほしかった。
最後にママが自分の行った事への贖罪か自己犠牲か分からないけど、そこでお前が死んだら芹沢博士の自己犠牲で亡くなったカタルシスが弱くなるだろう!
とにかく無為無策な連中の、自業自得としか思えないノロノロとした後退戦と仲間内の言い合いばかり、人間サイドは1から10までバカばっかり!てか脚本がバカ過ぎる。
鼻から内容なんて求めてないに、変にカッコつけちゃったから悪目立ちした印象!