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ゴジラ キング・オブ・モンスターズのSNのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

昭和ゴジラのような怪獣プロレスを現代でも通じるようなリアリティバランスで成立させるという離れ業をやってのけている。最高!!

ゴジラだけでなく、ギドラ、ラドン、モスラがしっかりとそれぞれの役を担っていた。ギドラそれぞれ頭が違う個性を持っていることが見て取れたり、ラドンは相変わらず三下だったりするのには、御煩方も満足できるだろう。

ドラマパートとのバランスも個人的には良かった。敵を環境テロリストにしたのも時勢を反映そていて良いと思う。ただねぇ…あの母が明確な御咎めを受けなかったのは不満かな。花型役者ではなく、名前の出てこない怪獣に食われるくらいして欲しかったかな。

モナークを組織的に大きくし過ぎて怪獣同士の争いに介入できるレベルになっており、マーベルシリーズのシールドみたいになっているのが、あまり好みではばかった。あと、オキシジェンデストロイヤーを弱体化させたのは不満だった。あれは、芹沢博士(初代)が命を賭して封印したものだから、簡単に使わないで欲しかったかなぁ…。
あと、怪獣達の攻撃が人間に対しては急に弱体化するのも謎だった。

体内放射やバーニング状態は、画面に映し出されただけで大興奮できる。ちゃんとゴジラを勉強してくれたんだなぁ…。
ゴジラ音楽が多く使われており、原作対するリスペクトが感じられる。何よりも、スタッフロールの最後にゴジラのスーツアクターをつとめた御三方の名前が…。

いやはや、次のvsコングはどうなることやら…。楽しみですね!!
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