ﾊ！ｿｲﾔ！ﾊ！ｿｲﾔｿｲﾔｿｲﾔｿｲﾔ！ﾊ！ 般若心経はずるい。ギドラ怖すぎ。
かつて劇場版：ガールズ＆パンツァーにおいて「戦車道には人生の大切な全てのことが詰まってるんだよ。」という台詞を耳にしました。
言葉はもはや不要といったところですが、あえて申し上げましょう。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズには、怪獣映画の大切な全てのことが詰まっています。反論はもちろんあるかも知れませんが、少なくとも私はそう確信しました。
ゴジラ、モスラ、ラドン、ギドラその他大勢をキャストに迎えた超絶大乱闘。怪獣の怪獣による怪獣のための怪獣映画。人間パートはもはや刺身のツマ未満。怪獣プロレスof怪獣プロレス。これをいかに魅力的に見せるかだけを考えて練られたかのような脚本。一度聴いたら誰も抵抗できない劇伴、そしてあの咆哮。前作では満たされなかった全ての要素が詰まっていました。しかし、怪獣映画として新しいことは何もしていません。あのとき感じた熱量、愛、興奮の全てを最新技術で作り上げたら何が起こるかやってみるべ！本作は単純にそれが行われただけなのです。
だからこそこんなにも懐かしく美しい。心にまっすぐ響くのです。
本当にありがとう、生きててよかった。
Long live the king.
