チャチャのパパ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズのチャチャのパパのレビュー・感想・評価

4.0
相変わらず核爆発や放射能被曝に対する甘い認識にはイライラさせられるし、モナークという組織の規模の割にセキュリティの甘さ、予算の出所、芹沢博士は何の博士?などなど問題は多々ある。

何よりもあの博士エマとあの組織はは何がやりたかったのだろう?世界の怪獣を覚醒させれば当然ながら人類には甚大な被害が出るのは分かっている。まるでサノスの思考みたいだ。(そいえば、子役がスタークの娘だったな)オルカで完全制御する予定だったとでも?

怪獣の造形は良かったし、下からのパースなどデカさ表現も良かった。キングギドラの首も太めにしてるの良い。前からあの首はひ弱に見えて仕方なかったから。なによりいつもの怪獣だったら人なんてアリのように目に入っても見てないだろ!というのが一種の安心感でもあったのが、ちゃんとギドラ見えてるのね。見逃してくれないのがもう絶望的。

個人的に不満だったのはラドンの扱いとモスラの幼虫。ラドンはピンで主役張れるくらいしからいのスターだったのに、アレでは三下扱い。モスラはポケモンのコクーンみたいで跡形もない。あと謎のマンモス?カッコよくない。髑髏島の巨大生物達はカウントされてないんだね。だとするとアイツ何だ?

色々文句はあろが前作よりも話はだいぶまとまってました。チャン・ツィイーが三浦春馬に似てたのとサリー・ホーキンスの博士が無駄に色っぽい。何だかんだ言っても「怪獣」を描けてたから満足。